資金難対策|資金調達までのプロセスを一挙公開!


資金繰りの悪化ですが、資金調達をしなければ対処できない、というケースもあるわけです。資金調達ができなければ資金がショートして倒産するしかない、といった状態になってしまいます。不渡りを短期間で2回出してしまえば、銀行と取引停止になってしまいます。そうなるともうどうしようもなくなってしまいます。

こちらでは資金難対策としての資金調達についてお伝えします。資金調達をするまでの仮定。いわゆるプロセスを明らかにしていきます。どのようにして資金調達をしていけばよいのでしょうか。

 

プロセスその1|資金繰りの状況を正確に把握する

・資金繰り表を作成すること

現状の資金繰り表だけを作成するだけではダメです。2ヶ月先や3ヶ月先の資金繰り表も作成しましょう。
もちろん将来的な資金繰り表の作成は、結果的には結果が異なってくることもあります。しかし大体でも把握していくことが大事なのです。

・どのくらい資金が足りないのかを把握することが大事

将来的な資金繰り表を作成する目的として、そもそもどのくらいの資金調達が必要であるかを把握する、というものがあります。将来的な資金繰りが分からなければ、いくら資金があれば大丈夫なのかわかりません。

仮に500万円資金調達したとしても、500万円では足りない、ということもあり得るわけです。資金調達したのに、結果的に資金ショートしてしまった、というような自体は避けなければなりません。だからこそ資金繰り表を作成し、今後の資金の流れを把握しておかなければならないのです。

 

プロセスその2|どのような資金調達方法が適切か調査する

・調達額で判断することもおすすめ

企業の資金調達方法はたくさんあります。
銀行融資もあれば、ノンバンクのビジネスローンもあります。さらには公的融資やベンチャーキャピタルを利用する、といった方法もあるのです。

それらの資金調達方法はそれぞれに特徴があり、どれが適切なのか、ということはその時の状況にもよります。

一つの判断材料になってくるのが、希望している資金調達額です。調達額の大きさによってどの資金調達方法を選択するか考えてみましょう。

①ノンバンクのビジネスローン・・・基本的に少額の資金調達に適している、最高限度額は数百万円から2,000万円程度
②銀行融資・・・高額の融資も可能、数千万円から数億円の融資が受けられることも
③ベンチャーキャピタル・・・高額の出資も可能、数千万円から数億円の資金調達が可能になることも
④公的融資・・・数千万円の限度額が設定されていることが多い(3,000万円台や7,0000万円台など)
⑤不動産担保ローン・・・担保の価値によって資金調達額が変動する、数千万円から数億円の資金調達も可能
⑥ファクタリング・・・売掛金の保有額による。比較的少額の資金調達に適している

少額の資金調達にはノンバンクのビジネスローンかファクタリングが適している、ということになります。

一方で高額の融資に関しては銀行融資やベンチャーキャピタル、さらには公的融資や不動産担保ローンが適しています。
しかし公的融資は利用条件が厳しく設定されているので注意しましょう。不動産担保ローンに関しては、不動産を持っていなければ利用できません。

 

プロセスその3|月々の返済可能額を算定する

・返済可能な借入額を把握する

融資を受けるということは、基本的に返済をしなければなりません。
お金を借りるということだけに集中してはダメです。返済もついてくるので、必ず返済についても確認しておかなければなりません。

返済額については、借入額によって大きく変動します。当たり前ですが、毎月の返済額は借入額に左右されるわけです。高額を借り入れは月々の返済額が大きくなります。少額であれば月々の返済額は少額になるのです。

会社によって対応できる月々の返済額というものには違いがありますよね。月に数万円の対応しかできないという会社もあるでしょう。一方で大手になれば月に100万円から200万円の返済であれば対応できる、というケースもあると思うのです。

自社の返済能力にマッチした調達額を確認しておかなければなりません。

ちなみにファクタリングとベンチャーキャピタルは融資ではありません。ですから厳密には返済という概念は存在しません。
ベンチャーキャピタルは株式を発行して資金調達の見返りとしています。ファクタリングは売掛金の入金額を振り込めば取引は完了です。月々の返済はありません。

 

プロセスその4|資金調達先の審査難易度をチェックする

・自社でも利用できるか判断する

最後のプロセスとなりますが、自社でも資金調達ができるのかを考えなければなりません。
資金調達先によって難易度というものが大きく異なっているのです。

経営が悪化している場合には、審査難易度が高いところの利用は避けたほうが良いでしょう。審査で落ちてしまう可能性も出てきてしまうのです。

審査難易度が高いところとしては、銀行融資や公的融資、さらにはベンチャーキャピタルなどがあります。
一方で審査難易度が低いところとしてはファクタリングやノンバンクのビジネスローンなどがあります。

黒字決済が続いている状況で資金調達したい場合には、審査難易度が高いところに申し込んでも問題ありません。