ファクタリングによる資金調達が合意に至りやすい条件とは


資金調達が合意に至るか、それとも否決されてしまうかということについては大きな違いがあります。資金繰りが悪化している時には、確実にファクタリングを合意させる必要があるわけです。問題はどのような状況であればファクタリングが成功しやすいのか、というところでしょう。

今回はファクタリングによる資金調達が合意されやすい条件についてお伝えします。

 

売掛先の信用度が高い

①会社の規模が大きい
②上場をしている
③調査会社のレポートに掲載されている

ファクタリングで最も重要になってくるのが売掛先の信用度です。売掛先の信用度が高ければ高いほどファクタリングは成功しやすいのです。一般的な融資とは異なり、ファクタリングの審査対象のメインは売掛先となっています。

評価をされやすい売掛先ですが、まずは規模の大きさがあります。中小企業よりも大企業のほうが高く評価されることになります。企業としての規模が大きいということ資金力がある、ということになるわけです。一定以上の支払い能力がある、と判断できるので資金調達が合意に至るケースが多くなります。

※もちろん有限会社の売掛金よりも株式会社の売掛金の方が高く評価されます。

上場についても大きな評価対象となります。そもそも上場しているということは一定以上の規模を持った会社でなければなりません。さらに上場をしていることで、一定以上の資金獲得能力を持っている、ということになるのです。そのような会社が売掛金の入金に遅れたり支払いが遅れたり、といった可能性は極めて低くなります。だからこそ上場をしている売掛先の売掛金は高く評価をされるのです。

調査会社のレポートに掲載されている会社も評価が高くなります。東京商工リサーチや帝国データバンクなどは様々な企業を調査してレポート化しています。そのレポートに掲載されている会社については評価が高くなるのです。そもそもその会社のことがレポートを見ればよく分かるわけです。判断がしやすくなるので、ファクタリング業者はレポート化されている企業の売掛金の購入を前向きに検討してくれます。

 

ファクタリング利用会社の信用も関わってくる

・売掛先が審査のメインであるが依頼会社も審査対象である

ファクタリングは売掛金の現金化なので、売掛先の状況が大きく関わってきます。しかし自社が全く審査対象にならないわけではありません。自社も審査対象になることがあるのです。

ファクタリングには多くの方がご存知だとは思いますが、2社間取引と3社間取引が存在しています。3社間取引に関しては、売掛先からファクタリング業者へ直接入金されるシステムなので、依頼会社についてはあまり重要視されません。
一方で2社間取引は、一旦自社が売掛先から売掛金を回収するのです。その後に自社からファクタリング業者へ振込を実施する流れになります。ファクタリング利用中に自社が倒産してしまう、という可能性もあるわけです。
そのようなリスクも考えて2社間取引を利用する場合には、自社についても審査対象になる、ということは覚えておきましょう。

・ファクタリングによる資金調達が合意に至りやすい自社の状況とは?

黒字決済が続いていると有利になります。
黒字であるということは一定の資金力がある、ということにほかなりません。すぐに倒産するようなことは基本的に考えられないのです。

他にも税金をしっかりと支払っているなどの条件をクリアしている場合には合意に至りやすくなります。

要は経営状態の善し悪しが判断材料になるのです。

 

入金期日までの日数も大きな影響を与える

・売掛金の入金期日まで短い・・・高く評価される
・売掛金の入金期日まで長い・・・低く評価される場合も

売掛金の入金日がいつなのか、というところも重要です。入金日まで長い売掛金に関してはリスクが有るわけです。入金までに売掛先に何かしらの問題が発生するかもしれません。問題が発生してしまえば、ファクタリング業者は回収できなくなってしまうわけです。

入金期日まで短ければ、それだけ早く資金を回収できることになります。ファクタリング業者としてもリスクが低い、ということになるわけです。
入金期日までの日数は審査に対して大きな影響を与えてくるので、その点はしっかりと理解しておかなければなりません。

確実な資金調達をしたい、と考えているのであればなるべく入金期日まで短いものを用意しておきましょう。もちろん期日まで短い売掛金を現金化したとしても、大きな効果が得られるわけではありません。しかし資金調達の合意に至りやすい、といったメリットが有るわけです。

ちなみに入金までの期日が短い売掛金であると、手数料率が引き下げられる可能性もあります。より多くの現金を手に入れるチャンスも出てくるのです。逆に入金までの期間が長いと、入金までにはどうしても時間がかかってしまいます。結果、手数料率がアップしてしまうのです。