知っておきたい!ファクタリングの利用目的とは?


近年経営者から熱視線を送られているのが「ファクタリング」です。資金調達の一種と考えられており、融資と異なって気軽に導入しやすい、とのメリットがあるのです。

一方でまだファクタリングを詳しく知らない、という方も多いのではありませんか。

こちらではファクタリングの利用目的について徹底解説します。どんな目的があって多くの経営者がファクタリングを利用し始めているのでしょうか。

 

利用目的その1|資金調達としての利用

・早急に売掛金を現金化できる

ファクタリングは売掛金を売却して現金化するものです。
「待っていれば現金が入ってくるのになぜ売却するの?」と思っている方もいるかもしれません。

売掛金には大きな問題があります。売掛金は売上があった時に発生するのですが、すぐに現金が入金されるわけではありません。売掛金には支払期日があり、売上が発生してから1ヶ月以上先であったり2ヶ月程度先にやっと入金したり、ということもあり得るのです。

資金繰りが悪化している状態で、1ヶ月や2ヶ月先の入金を待っていられるでしょうか。とてもではありませんが、そんな悠長なことはしていられません。だからこそ売掛金を早期現金化できるファクタリングを利用する方がいるのです。

早急に売掛金を現金化できる、ということですが、最短即日現金化に応じている業者もあります。業者によっても対応時間は異なりますが、ファクタリングについては基本的に早めの対応をしているところが多いのです。

資金のショートが迫っている、というケースであったとしても十分に対応できるのがファクタリングのメリットでもあります。

・売掛金はどの程度の金額で売却できるのか?

業者や2社間取引・3社間取引によっても異なっています。
相場としては額面の70%から95%の範囲内で買い取りをしてもらえることが多くなっています。

ちなみに2社間取引よりも3社間取引のほうが、手数料は有利な設定となっています。さらに売掛金の入金期日が早くやって来るもののほうが、有利な手数料で買い取りしてもらえるのです。

 

利用目的その2|入金サイトと出金サイトのバランスを正常化させる

・入金よりも出金が先に来ていませんか?

資金繰りが悪化しやすい会社の特徴として、売掛金や受取手形の入金までに時間がかかる、というものがあります。要は買掛金や支払手形の決済日のほうが先に来て、そのあとに入金がやってくる感覚です。

入金があった後に支払いがくるのであれば、まだ対応はしやすいのではありませんか。しかし入金サイトが長くなっている場合には、どうしても支払いのほうが先に来てしまうのです。仕入れ代金を先に払って、売上が入ってくるのはあとになっているような状態が続くと、毎月資金繰りに困ってしまうような状況になってしまうかもしれません。

そこでファクタリングの出番となるのです。
ファクタリングについては、売掛金を現金化するものです。売掛金を売却することで、早く現金を回収することになります。

結果として支払いよりも入金が先に来ることになり、支払い時の資金繰りの悪化が解消されます。もちろん毎月利用するようなものではありませんが、特に大量の仕入れをおこなったときなどは高額の支払いに対応しなければなりません。支払いの多い時期に売掛金の入金を先にするようにファクタリングで調整するわけです。

定期的に資金難の状況に陥っている場合には。ファクタリングだけの対応では難しいです。根本的に入金サイトと出金サイトの内容を再検討したほうが良いでしょう。出金サイトを長くするか、入金サイトを短くして対応するのです。

 

利用目的その3|売掛金回収のリスクを低減する

・売掛金が回収されなかったとしても弁済義務なし

ファクタリングは売掛金を売却することによって現金を得るわけです。
そこで考えなければならないのが、仮に売掛先から売掛金の支払いがされなかった場合はどうなるのか、ということです。貸し倒れ状態になってしまうわけですが、実は売掛金を売却しているので、自社には影響が出ません。

ファクタリングですが、基本的に「返還請求権なし」の契約となっています。返還請求権なしの場合には、売掛先から支払いがなかったとしても自社が代わりに支払うことはありません。要は売掛金の回収リスクが低減するとのメリットがあるわけです。

売掛金が入金されなったとの経験がある経営者もあるでしょう。売掛金の回収が遅れる、といったことも日常茶飯事です。

売掛金の回収率が下がっているような企業は回収リスクを下げるためにファクタリングを利用する、といったこともおすすめなのです。売却してしまえば回収出来なかったとしても自社として問題は発生しません。

※返還請求権ありの契約を結んでしまうと、売掛期の回収リスクは継続したままとなります。入金がされなかった場合は代わりに払わなければならないので、契約内容は事前に確認しておきましょう。