知っておきたい!資金調達しやすいビジネスモデルとは?


資金調達については、成功しやすいビジネスモデルと失敗しやすいビジネスモデルがあります。こちらでは資金調達しやすいビジネスモデルを紹介していきます。

資金調達をする時は自社のビジネスモデルを再考する機会でもあります。融資を受けやすいビジネスモデルなのか、それとも融資を受けにくいビジネスモデルであるかを確認しましょう。もしも融資を受けるに当たり不利なビジネスモデルであるならば、変更することも視野にいれるべきです。

資金調達を考えている経営者の方は必見です。

 

資金調達をしやすいビジネスモデルその1|在庫を抱えなくて済む

・在庫を抱えるリスクがない企業は資金調達に成功しやすい

ビジネスの中には、在庫を抱えなければならないものもあります。しかし在庫は経営に対して一定の負担を与えることになります。在庫は保管しておかなければなりません。そもそも仕入れた商品がすべてさばけるとは限りません。仕入れ商品が焦げ付く、ということもあるわけです。
企業に融資する側から見れば、在庫を取り扱う商売に融資を行うのは危険、となるわけです。

資金調達をしやすいビジネスモデルとしては、物販業者であったとしても仲介がメインであるようなケースです。販売先が決まってから仕入れをおこなうようなビジネスモデルを構築していれば在庫を多く保管する必要もありません。
最近では、卸業者から直接販売先へ発送することで在庫を一つも持たないビジネスモデルもあるほどです。

在庫を抱えるような商売をしてしまうと、保管場所を確保しなければなりません。倉庫などをレンタルする、というケースもあるわけです。
さらに一定期間内に在庫の商品をさばけなければ、廃棄しなければならなくなるかもしれません。仕入れにかかった費用が回収できないことも考えられるわけです。資金調達という観点だけではなく、今後の経営も考えてなるべく在庫を持たないビジネスモデルを構築しましょう。

 

資金調達をしやすいビジネスモデルその2|初期費用がかからない

・初期費用が少額で済む企業は融資を受けやすい

初期費用が掛かるビジネスと初期費用が掛かるビジネスがあります。
融資する側としてはどちらのほうが魅力的に映るでしょうか。もちろん初期費用がかからない方が魅力的です。

初期費用が掛かるビジネスとしては、店舗経営があります。店舗を構える時には基本的には賃貸を利用するでしょう。しかし賃貸を利用するにも敷金や礼金が必要になります。最初に3ヶ月分程度の家賃を支払わなければなりません。
他にもシステムの開発を外注しているようなケースは初期費用が高額になりやすいです。

仮に初期費用が掛かるビジネスに対して融資をしてしまうと、その融資した資金の多くが初期費用に使われてしまいます。事業に対して利用されない可能性も出てきてしまうのです。

初期費用がかからないビジネスモデルとしては、無店舗経営があります。インターネット上などでできるビジネスであれば、わざわざオフィスを設ける必要もありません。ほとんど初期費用をかけずに事業を行っていけるのです。
システムの開発が自社でできる場合も初期費用がかかりません。外注する前に自社でも開発できないか検討しておきましょう。

社員数も重要です。多く雇ってしまうと、月々の経費における人件費の割合が極めて高くなってしまいます。しかも人件費は初期費用というだけではなく、今後もかかり続けていくのです。
ですからなるべく少人数制のビジネスモデルのほうが資金調達をしやすい、といった傾向があります。

 

資金調達をしやすいビジネスモデルその3|利益率が高い

・利益が大きいビジネスは資金調達しやすい

薄利多売の経営を行っている企業もあると思います。しかし融資する側から見ると、薄利多売のビジネスモデルはかなり危険なのです。

考えてみましょう。10,000個売れなければ利益が出ない商品を販売している企業と100個売れれば利益が出る商品を販売している企業であれば、どうしても後者に出資をしたくなりますよね。

もちろん販売している商品の魅力度や市場の需要なども関わってくるわけですが、利益率が明らかに低いとみなされる商売を行っている企業は資金調達が難しいのです。

利益率についても確認しておきましょう。一般的に粗利率が注目されます。
粗利率とは商品の販売学から仕入原価(製造原価)を差し引いたものになります。その粗利率が高ければ高いほうが資金調達を受けやすいわけです。
もちろん粗利率を高く設定するために、販売額をアップさせると売上にも影響が出るので難しいとされますが、粗利率が高ければ収益率が高いビジネスモデルとなるわけです。

目指すべき粗利率ですが、販売業であれば40%程度となっています。例えば仕入額が600円の商品であれば、1,000円程度で販売できれば資金調達がしやすい、といった状態になるわけです。

一方、600円で購入し700円で売却するようなビジネスをおこなっていると粗利率が低いので赤字経営になりやすいです。