ファクタリングとその他の資金調達を比較|金利・手数料について


ファクタリングを利用すると手数料が発生します。
一方で融資による資金調達を行った場合には、金利が発生します。

そこで考えなければならないのが、ファクタリングの手数料と融資の金利のどちらのほうがオトクなのか、という部分です。しっかりと比較をして置かなければ、不利な取引をしてしまうことも十分に考えられるのです。

今回はファクタリングとノンバンクや銀行などの融資にかかる手数料と金利を徹底比較します。

※こちらではファクタリングの手数料にファクタリング契約にかかってくる実費(印紙代や司法書士手数料など)を含めています。

 

ファクタリングとノンバンクの金利・手数料を比較

・ファクタリング(2社間取引)の手数料率・・・10%から30%程度
・ファクタリング(3社間取引)の手数料率・・・1%から数%程度

・ノンバンクの金利・・・年10%から18%程度

ファクタリングとノンバンクの手数料と金利の比較は極めて難しくなっています。そこで一つの基準となってくるのが、利用期間です。特にノンバンクの融資の返済をどれだけの期間行っていくかで、どちらが有利になってくるかが変わってきます。

・ノンバンクの返済期間が長い場合にはファクタリングのほうが有利
・ノンバンクの返済期間が短い場合にはファクタリングのほうが不利

ノンバンクの金利が15%であるとしましょう。一方でファクタリングの手数料率も15%とします。
ノンバンクの利用期間を6ヶ月とすると、6ヶ月経ってから一括返済をしたとしても結果的な利息率となるのは7.5%(15%÷2(12ヶ月÷6ヶ月))となります。よってノンバンクのほうが有利、となるわけです。

一方でノンバンクの同条件でノンバンクの返済期間が3年間であった場合はどうでしょうか。こちらでは計算を簡単にするために複利ではなく単利として、3年後に一括返済したものとします。

100万円で15%ということは1年間で15万円の利息が発生することになります。それが3年間なので、あわせて45万円の利息となるのです。
結果的な利息率は45%にもなるので、ファクタリングの手数料率を超えてしまいます。

このようにノンバンクが有利であるか不利であるかは返済期間が大きく関わります。
一方でファクタリングについては、その場ですぐに現金化されます。返済という概念もないので、長期利用も短期利用もないのです。

・まとめ

ノンバンクの利用期間によって有利不利が大きく変わってきます。
利用期間が長くなるのであれば、結果的には同額の資金調達であったとしてもファクタリングのほうが有利になりやすいのです。

ノンバンクを利用するのであれば、いかにして返済期間を短くするかが重要になります。

 

ファクタリングと銀行融資の手数料・金利を比較

・ファクタリング(2社間取引)の手数料率・・・10%から30%程度
・ファクタリング(3社間取引)の手数料率・・・1%から数%程度

・銀行融資の金利・・・年1%から5%程度

銀行融資に関してはノンバンクと比較しても圧倒的に有利な金利設定となっています。銀行は審査に厳しく貸倒れ率が抑えられる傾向にあるので、有利な金利設定となっているのです。また資金力が豊富なこともあり、高額な資金調達にも適しています。

一般的にはファクタリングよりも銀行融資のほうが有利です。しかしノンバンクと同様に返済期間によってはファクタリングのほうが有利になる可能性はあります。特にファクタリングが3社間取引となり手数料率が抑えられると、銀行融資よりも有利な条件で資金調達ができる可能性もあるのです、

では以下の条件で比較してみましょう。

資金調達額は100万円とします。
ファクタリングの手数料率は3社間取引が適用されたとして3%とし、銀行融資の金利は年2%とします。

ファクタリングの手数料額は30,000円となります。
一方で銀行融資に関しては、1年後に一括返済するとなると利息額は20,000円となります。比較的短い期間での返済を実施すれば銀行融資のほうが手数料的にも有利なのです

銀行の返済期間を3年間としてみましょう。計算しやすいように、こちらも福利ではなく単利で計算することにします。借り入れてから3年後に一括返済したとなると、利息額は60,000円(100万円×2%×3年)となります。
長期的な利用を行うと、利息額は低かったとしてもどうして支払利息額は高まってしまう傾向にあるのです。

・まとめ

ノンバンクと同様です。
利用期間によって有利不利が変わってきます。

ただし銀行融資は基本的には金利が低めです。仮にファクタリングが手数料率高めの2社間取引であった場合には、ほとんどのケースで銀行融資の方が手数料・金利に関しては有利となります。

 

その他の資金調達法とファクタリングの金利手数料比較

・不動産担保型ローンの金利・・・年10%弱
・売掛金担保型ローンの金利・・・年10%弱

どちらもファクタリングの手数料率と比較すると低めになる可能性があります。
しかし返済期間の長さによっては逆に不利になる恐れもあるので注意しましょう。

また担保型のローンは返済できない時に問題が発生する恐れがあります。返済不能になると担保を手放すことにもなりかねないので注意しましょう。