資金調達を比較|融資とファクタリングの違いとは?


資金調達をする会社を悩ませているのが、そもそもどの資金調達方法を選択すべきなのか、ということです。様々な方法があり、どの方法を選択位するかで結果も大きく異なってくるのです。

こちらでは資金調達の融資とファクタリングを比較します。どちらも大いに注目されている資金調達方法となっているわけですが、どのような違いがあるのでしょうか?どちらのほうがあなたの会社にマッチングするのでしょうか?

融資とファクタリングの違いその1|金利と手数料について

・融資・・・金利が発生する、手数料は実費など
・ファクタリング・・・金利は発生しない、手数料は発生する

金利に対しては融資とファクタリングには大きな違いがあります。融資に関しては必ず金利が発生します。そもそも融資に関しては金利が業者の利益となるのです。ですから必ず発生することになります。

一方のファクタリングはそもそも融資ではありません。ですから金利は発生しません。

手数料に関しても若干の違いが見受けられます。融資に関しては事務手数料など多少かかってくることもありますが、高額の費用がかかってくることはありません。収入印紙などの実費などが多くなっています。

ファクタリングの手数料も実費なども含まれますが、基本的には業者の利益となっています。ファクタリングは金利が発生しないので、手数料で利益を得ているわけです。

・どちらのほうが金利・手数料は有利なのか?

短期間の資金調達であると仮定すると融資の方が有利です。ファクタリングによる資金調達は、短期間で手数料率が数%から30%になることもあり年利にすると50%を超えてしまうことも考えられるのです。

しかし融資の場合は10年間や20年間に渡り返済を続けることもあります。長期間の返済となると利息の支払額もかさむことになり、結果的にはファクタリングが有利になる、ということも考えらてるのです。

融資とファクタリングの違いその2|資金調達までのスピードについて

・融資・・・最短即日も可能(時間がかかる場合もあり)
・ファクタリング・・・最短即日も可能(短期間で調達できるケースも多い)

融資とファクタリングの資金調達までのスピードは比較的早いです。特にファクタリングに関しては、多くの業者が最短即日や最短翌日対応してくれるのです。少しでも早く資金調達をしたい、といった希望をファクタリングは叶えてくれます。

融資に関しても最短即日対応してくれる業者はあります。ただし即日対応や翌日対応をしてくれるのは、基本的にはノンバンクが多くなっているのです。銀行に関しては融資までには時間がかかるケースが多くなっているので注意しなければなりません。

融資に関しては業者の種類によって融資スピードが変わってくる、ということは理解しておかなければなりません。

融資とファクタリングの違いその3|審査対象について

・融資・・・自社のみが審査対象となる
・ファクタリング・・・審査対象のメインは売掛先である

審査対象に関しては全く異なります。
融資に関しては自社の返済能力が審査のメインとなります。仮に自社に返済能力がない、と判断されてしまった場合には借り入れは極めて難しくなってしまうのです。

ファクタリングについても一応は自社も審査をされます。しかし審査対象のメインではありません。
そもそもファクタリングは売掛金を売却するものです。売掛金は自社が支払うものではありません。売掛先が自社に対して支払うものなので、要は売掛先の支払能力が審査のメインとなるのです。

よってファクタリングの場合は、自社の経営状況が悪かったとしても利用可能です。税金が未納状態であったとしても利用できたケースはいくらでもあります。

赤字が続いていて融資の審査に落ちてしまった、という会社もあるでしょう。そういった会社にもファクタリングによる資金調達は適しているのです。

※リスケジュール中であってもファクタリングが利用できた例はあります。

融資とファクタリングの違いその4|調達額について

・融資・・・自社の信用によって調達額が決まる
・ファクタリング・・・売掛金の額面によって調達額が決まる

資金調達の額については、基準が異なっています。
融資に関しては、自社の信用によって額が決まってきます。会社の規模も関わってくるので、中小企業であると思ったような調達額にならないこともあるのです。
一方、大企業で黒字経営を続けているようなケースであれば、高額の資金調達ができる可能性もあります。実際にソフトバンクのような大企業ともなると、1兆円単位の融資も可能です。

ファクタリングの資金調達の額の基準は、売掛金の額面による部分が大きくなっています。売掛金の額面金額よりも大きな資金調達はできません。調達額の自由度、という面では融資にファクタリングはかなわないのです。

一方でファクタリングであれば額面を基準として、ある程度計算できる金額を調達できる、といった考え方もあります。