ファクタリングの仕組み|売掛金の満期日に起こることとは


ファクタリングの仕組みを詳しく知りたい、という経営者の方は多いと思います。近年資金調達の方法として注目を集めるファクタリングですが、まだまだ知られている部分が少ない、といった特徴もあるのです。前もってわからない部分をなくしておくことで、気軽に利用できるようにもなります。

こちらではファクタリングの利用後にやってくる売掛金の満期日には、どのようなことが発生するのかを明らかにします。
何かしらの手続きが必要になってくるのでしょうか?

ちなみに2社間取引と3社間取引では若干手続きが異なってくるので個別にお伝えします。

2社間取引|売掛金の満期日に行われること

2社間取引の場合は、売掛先にはファクタリングの事実については通知されていません。よって通常通りに自社に売掛金が振り込まれてくることになります。まずは満期日に予定通りに売掛先から売掛金が入金されているかを確かめてください、
その時に注目したいのが、満額振り込まれているのか、という部分です。満額振り込まれていれば問題ありませんが、一部しか振り込まれていない、という状況であれば売掛先に対して連絡し「足りていない」旨を伝えなければなりません。

売掛金が満額入金されていたら、その入金されている売掛金をファクタリング業者へ振り込みます。売却した売掛金をここで支払うことになるわけです。
売掛金がファクタリング業者に斑入り込まれたら手続きは終了です。

2社間取引の場合は、入金された売掛金をさらにファクタリング業者へ振り込む、といった手続きが必要になってきます。処理を忘れないように注意しましょう。

【まとめ】

・満期日に売掛先から売掛金が入金される

・入金を確認する

・問題がなければファクタリング業者へ振り込む

・手続完了

2社間取引は満期日の手続きが面倒、といった印象がありますが、慣れてしまえば特に問題ありません。満期日に手続きをすることだけは忘れないようにすれば良いのです。当日の手続きについては数分もあれば終了するでしょう。

3社間取引|売掛金の満期日に行われること

3社間取引の場合は、事前に売掛先へ売掛金が譲渡されている旨が伝えられています。よって満期日に関しては特に手続きをする必要はありません。

3社間ファクタリングの満期日の流れですが、まずは売掛先が売掛金をファクタリング業者へ支払います。あとはファクタリング業者が入金を確認して問題がなければ終了となるわけです。

要は3社間ファクタリングであれば、満期日に自社がしなければならないことはありません。もちろん売掛先から入金がない場合には、ファクタリング業者側から自社に通知が来ることもあるでしょう。しかし問題なく振込が行われた場合には、その時点で手続はすべて終了となるのです。

3社間取引に関しては、最初の手続きは多少煩雑になるかもしれません。売掛先にも通知をしなければなりません。審査に時間が掛かるケースも珍しくないのです。しかし売掛金の満期日に関しては、自社はほとんど関わりを持ちません。自動的に売掛金の決済が行われているような状態になるので、自社としてはノータッチとなっているわけです。

売掛金満期日の手続きを簡略化したい、という方は3社間ファクタリングがおすすめです。

【まとめ】

・満期日に売掛先からファクタリング業者へ振込がある

・ファクタリング業者が振込を確認する

・問題がなければ手続きが完了

以上が3社間ファクタリングの満期日の流れとなっています。
売掛先とファクタリング業者のみの手続きで終了となっているので、特に面倒なことはありません。

3社間取引で面倒なのは、契約を結ぶ時に売掛先へ通知する、という部分です。通知したことにより自社の信用を失ってしまうこともあるので注意が必要です。

満期日に売掛先から振込がなかった場合はどうなるのか?

売掛先から売掛金が必ずしも満期日に振り込まれるわけではありません。遅れてしまったり、貸倒れてしまったりするケースも有るのです。
ではもしも満期日に売掛金が振り込まれなかったら一体どうなるのでしょうか?何かしらの手続きをしなければならないのでしょうか?

・償還請求権あり・・・自社が代わりに支払わなければならない
・償還請求権なし・・・自社が対応する必要なし

ファクタリング契約が償還請求権ありであるか、それとも償還請求権なしであるかによってだいぶ内容が異なってくるのです。

償還請求権ありに設定されていると、売掛先からの入金がなければ代わりに対応しなければなりません。リスクのあるファクタリング契約となってしまいます。信用のある売掛先なら問題ありませんが、事前に売掛先を調査して償還請求権ありの契約でも大丈夫かを検討しておきましょう。

償還請求権なしであれば、自社が対応することはありません。満期日に売掛金が入金されなかったとしても自社には責任がない、という契約方法なのです。
ファクタリング業者が売掛先に対して回収活動を行うので、後はおまかせとなります。