【良いことだけじゃない!】ファクタリングの注意すべき問題点


ファクタリングは新たな資金調達方法として大きな注目を集めています。売掛金の売却という、非常に珍しい資金調達方法であり多くの方が利用していたり興味を持っていたりするわけです。

そんなファクタリングですが、良いことばかりではありません。一部デメリットが有ることも確かなのです。まずはどのようなデメリットが有るのかをしっかりと把握しなければなりません。問題点をあぶり出すことによって、より正確な資金調達ができるかもしれないのです。

こちらではファクタリングの問題点を紹介していきます。

ファクタリングの利用が売掛先に発覚してしまう

・2社間ファクタリングのケース・・・売掛先に発覚することはない
・3社間ファクタリングのケース・・・売掛先に発覚する

ファクタリングの利用が売掛先にバレるということですが、取引方法によって異なっています。2社間ファクタリングであれば、売掛先にファクタリングの利用がバレることはありません。2社間取引となるので、自社とファクタリング業者だけの取引でファクタリングが利用できるのです。

3社間ファクタリングの場合は、自社とファクタリング業者さらには売掛先も関わってきます。売掛金を譲渡するときに、売掛先に通知がされてしまうのです。

そこで考えなければならないのが、なぜファクタリングの利用が売掛先にバレると問題になるのか、という部分です。

実は「ファクタリングを利用しなければならないほど資金繰りが悪化している」ということがバレてしまうから問題なのです。

資金繰りが悪い業者と取引をしたいでしょうか?経営状態が悪い業者と取引をしたくないはずです。

ファクタリングを利用するに当たり、取引先への発覚は今後の取引への大きな障害となってしまうかもしれません。こちらの問題点を避けたいと思うのであれば、2社間取引を選択してください。

ファクタリングの手数料の相場がわかりにくい

・ファクタリングの情報が出回っていない

資金調達の方法としてファクタリングは認知されつつあります。だからといって、多くの企業が導入しているとは言えません。以前よりは利用している会社が増えていることは間違いありません。しかし情報が多く出回っているとは言えないのです。

情報が出回らないことで大きな問題となってくるのが手数料率です。

仮にファクタリング業者の見積もりを受けて手数料率が示されたとします。その手数料率が正当なものであるか分かるでしょうか?そもそもファクタリングの手数料率の相場もわからないのではありませんか。

相場の手数料率が分からなければ、不利な契約を結ばれてしまうかもしれません。手数料率が高いということになれば、資金調達額も低くなってしまうのです。

ファクタリングの手数料率の相場が知られていない、という部分も大きな問題点の一つです。

・効果抜群の対策方法あり

複数の業者に同時に見積もりを依頼することです。時間や手間がかかってしまいますが、3社程度には見積もりを依頼してみましょう。そして調達可能額と手数料率を比べるのです。
最も有利な業者にファクタリングを依頼すれば、手数料率で損することはなくなります。

さらに取引方法で手数料率に違いが出てくる、ということも理解しておきましょう。
2社間ファクタリングは手数料率が高く設定されています。一方で3社間ファクタリングの手数料率は低めに設定されているのです。

前述したように3社間ファクタリングに関しては問題点があることも事実です。しかし手数料率という面では優遇されています。

資産が減ってしまう

・貸借対照表の評価が下がる恐れあり

これから資金調達をしよう、というときにはファクタリングの利用がネックになることもあります。ファクタリングを利用するということは、資産である売掛金を売却することになります。売掛金が減ってしまうわけです。

売掛金が減るということは資産が減るということになります。金融機関は審査を行うときに資産もチェックします。資産が多ければ返済能力がある企業、ということで貸し出しが有利になるわけです。

今後の資金調達に問題を発生させる可能性もあるのがファクタリングなのです。

・一般的な借り入れよりもファクタリングの方が今後の資金調達には有利

ファクタリングが今後の資金調達に一定の影響を与えることは間違いありません。しかし融資と比較すると、今後の資金調達には良い影響を与える可能性が高いのです。

ファクタリングの場合は資産が減るだけです。一方で融資を受けると負債が増えることになります。短期借入金や長期借入金が増えることになるので、債務超過とみなされてしまうかもしれません。

負債が大きいと返済能力に難あり、と判断されてしまいます。返済能力を問題視されるよりは、資産が減ってでもファクタリングを利用したほうが良い結果を招くことがあるのです。

将来的に大きな資金調達を考えているのであれば、まずはファクタリングを利用して様子を見ましょう。