「資金調達をしたいけど、創業したばかりでうまくいかない」
上記のような愚痴をこぼしている経営者も多いのではありませんか?確かに創業間もない時期は資金調達に失敗するケースが多くなっているのです。
しかし創業したばかりであったり創業1年目や2年目であったりしたとしても資金調達は十分に可能です。
その一つの方法が「ベンチャーキャピタル」です。
ベンチャーキャピタルから出資を受けることで資金調達になるのです。億単位の高額の異資金調達に対応しており、設備投資資金を得ることもできます。
こちらではベンチャーキャピタルに対して、どうやってアプローチをしていけば良いのかを明らかにします。
仲介してくれる会社を利用すべきなのでしょうか?それとも自分で探すしかないのでしょうか?
アプローチ方法その1|ベンチャーキャピタルに自分から連絡する
有名なベンチャーキャピタルはいくつもあります。
・スパイラル・ベンチャーズ・ジャパン・エルエルピー
・モバイル・インターネットキャピタル株式会社
・日本ベンチャーキャピタル株式会社
・スカイランドベンチャーズ株式会社
・株式会社partyfactory
上記した有名ベンチャーキャピタル業者ですが、すべて自社のホームページがあります。そしてそのホームページには連絡先が明記されているのです。
その連絡先に自分から連絡をして出資の依頼をする、といったアプローチ方法があります。
メールや電話で問い合わせを実施してください。出資する会社を求めている場合には、各種資料などをもって自社に訪問してくるように述べてくるでしょう。事業計画書などを持参し、事業について訪問先でしっかりと伝えてください。
アプローチ方法その2|人脈を利用して紹介してもらう
自身がベンチャーキャピタルを知らなかったとしても、知り合いであれば知っているかもしれません。資金調達をする時には、人脈を最大限活かす、といことも必要になってくるわけです。
友人や先輩、さらには上司などがベンチャーキャピタルとつながっているかもしれません。知り合いに起業した方がいる場合には、もしかするとベンチャーキャピタルからの出資を受けているかもしれないのです。
紹介してもらうケースですが、信用については多少加算される可能性があります。ベンチャーキャピタルとしても自分と繋がる人と関わっているということで、信頼してくれることもあるからです。
ただし制度の高い資料を提出しなければ意味がありません。知り合いに紹介してもらったからといって気を抜くことは厳禁です。
アプローチ方法その3|スタートアップコンテストを利用する
・スタートアップコンテストとは?
スタートアップ企業を対象としたプレゼンテーション大会が実施されていることかあります。その大会のことをスタートアップコンテスト、と呼んでいるのです。
社会人起業家だけではなく学生も参加できるなど、比較的門戸は広くなっています。
参加者はビジネスプランの質であったり魅力であったりを競うことになるのです。
近年ではスタートアップコンテストも多く実施されています。東京だけではなく全国各地で行われているなど熱を帯びてきており、ベンチャーキャピタルの利用を計画している方には特におすすめのアプローチ方法となっています。
・どうやってコンテストに勝ち抜けばよいのか?
魅力的な事業で魅力的な商品・サービスを提供できることを伝えれば良いのです。
言葉で言うのは簡単かもしれませんが、いざ行うとなると難しいことは確かです。
スタートアップコンテストに関しては、基本的にプレゼンテーション能力が求められます。ですから練習である程度カバーできることは間違いありません。
心がけてほしいのは短時間で自分の思いや商品やサービスの内容を明確に伝えられるようにする、ということです。結果としてベンチャーキャピタル1社でも良いので目に止まれば、出資してもらえるチャンスが有るわけです。
コンテストに勝ち抜けなかったとしても、後々コンタクトがあるかもしれません。スタートアップコンテストに参加する価値は十二分にあります。
・有名な国内のスタートアップコンテスト例
・NCCベンチャーグランプリ
・いよぎんビジネスプランコンテスト
・全国創業スクール選手権
・ビジネスプランコンペ edge
・スタートアップビジネスコンテストいしかわ
・みたかビジネスプランコンテストなど
コンテストによっては優勝するとベンチャーキャピタルへの紹介だけではなく、数十万円の賞金が出るものもあります。
アプローチ方法その4|イベントや交流会への参加
スタートアップ企業を対象としたイベントも数多く実施されています。それらに参加しベンチャーキャピタルとの人脈を構築する、といった方法もあるのです。
インターネット上にもイベントや交流会の情報が出ているケースも珍しくなくなりました。定期的にイベントや交流会の情報をチェックして、積極的に参加してみましょう。直接ベンチャーキャピタルとの人脈は構築できなかったとしても起業家同士のネットワークができることで、将来的に紹介してもらえる可能性もあるのです。