ファクタリングとリースの違い|どちらが資金調達におすすめ?


資金調達方法には様々なものがあります。
近年注目され始めているファクタリングも資金調達法の一つとして市民権を得ています。もう一つの資金調達方法と言えるのがリースです。設備などを分割で利用できる、といった特徴があるわけです。

こちらではファクタリングとリースの違いを明らかにします。それぞれにはどのような特徴があるのでしょうか?違いを理解することができれば、どちらを利用すれば良いかの判断もしやすくなります。

どのような資金調達方法を選択しようか迷っている方は必見です。

ファクタリングとリースの違いその1|キャッシュの確保について

・ファクタリング・・・キャッシュが得られる
・リース・・・キャッシュが得られない

ファクタリングに関しては、売掛金を売却して現金を得る資金調達方法となっています。資金繰りを改善する、という目的の資金調達に適しているのです。

リースに関しては利用をしたとしても現金を得ることはできません。リースの特徴は、設備などを分割で購入する、というものです。リースを利用したとしてもお金がられるわけではありません。利用したとしても資金繰りが良くなるわけではないので、現金を確保したい、という場合にはリースは適していないのです。

ファクタリングとリースの違いその2|使途の自由度

・ファクタリング・・・得た資金の使途は自由である
・リース・・・設備投資にしか利用できない

ファクタリングの場合は売掛金を売却して資金を得ることになります。得た資金の使途に関しては限定されていません。運転資金としても利用してOKですし、設備投資資金として利用してもOKなのです。借り入れの返済に利用しても大丈夫なので、使徒に関しては全く問題ありません。

リースに関しては使途が限定されてしまいます。
土地などの不動産や機械などの設備に対して実施されるのがリースになっているわけです。その他の利用はできません。たとえば仕入れの資金がないので仕入れのリースを行う、といったことはできません。あくまで不動産や設備の費用として利用できるだけなのです。

ファクタリングとリースの違いその3|手数料

・ファクタリング・・・1%から30%程度
・リース・・・年10%から18%

ファクタリングもリースもどちらも手数料がかかることには違いはありません。しかし手数料の考え方が若干異なっているのです。

ファクタリングに関しては、1ヶ月から2ヶ月の利用で1%から30%程度の手数料が発生してしまいます。リースについては、年利として発生することになるわけですが、10%から18%となっています。

多くの方が気になるのがどちらの手数料率のほうがお得なのか、という部分でしょう。実は判断が極めて難しくなってくるのです。

ファクタリングについては条件が良ければ手数料率が5%以下になることもあります。しかし1ヶ月や2カ月入金を早めるだけで10%や20%の手数料率が発生することもあるのです。年利にすると100%や200%になることもあります。

リースについても手数料に関してはかなり難しくなります。リースの場合は1年間などの利用に限定されるわけではありません。4年間や5年間利用し続けることもあるのです。利用期間が長ければ長いほど支払う手数料額は高くなります。年率としても10%から18%と借り入れと比較して低いわけではありません。

手数料に関してはどちらにも問題があるわけです。

ファクタリングとリースの違いその4|今後の資金調達のしやすさ

・ファクタリング・・・資金調達がしやすくなる
・リース・・・資金調達の邪魔にはならない

融資による資金調達を行ってしまうと、負債が増えることになってしまいます。負債が増えるということは、返済能力を疑われるきっかけを作ってしまいます。今後の資金調達に悪影響を及ぼしてしまうわけです。

しかしファクタリングもリースも融資ではありません。よって今後の資金調達に対して悪い影響を与えることは基本的にはないのです。

ファクタリングについては売掛金の売却を指しています。売掛金を売却しているので、負債が増えることはありません。売掛金額が減り、現金が増える、といった効果をもたらします。売掛金は不良債権化するものでもあるので、売掛金よりも現金がある方が融資をする側から高く評価されることになるわけです。

リースについては設備をレンタルすることになります。借り入れを行って購入しているわけではありません。よってこちらも負債が増えることにはならないのです。
ただしリースはあくまでレンタルなので、設備を利用していたとしても資産が増えるわけではありません。リースを利用したからと行って今後の資金調達に有利に働くとは限りません。単にマイナスにはならない、という程度の理解が適切です。

今後の資金調達を前向きに考えているのであれば、ファクタリングのほうがおすすめということになります。銀行などからの大きな融資を計画しているのであれば、負債が増えずにキャッシュが増すファクタリングの利用を検討しましょう。