クレジットカード決済が企業の資金繰りを悪化させる!!


飲食店や販売店などの店舗を営んでいると、クレジットカード決済を行う方が増えていることに気づくと思います。クレジットカードで経費を一括管理するメリットに多くの方が気づき始めているのです。またわざわざ現金を持ち歩かなくても良い、といったメリットもあるわけです。

そこで注目しなければならないのが、クレジットカード決済の問題点です。実はクレジットカード決済を導入することで会社の資金繰りを悪化させてしまう可能性もあるのです。

こちらではなぜクレジットカード決済を導入すると会社の資金繰りを悪化させるのか、ということについて徹底解説します。

すでにクレジットカード決済を導入している方、これからカード決済を導入しようとしている方は必見です。

入金までの間隔が長くなってしまう恐れあり

・入金サイトの影響で資金繰りが悪化する

現金決済とは異なり、クレジットカード決済を利用すると入金がその場では行われません。売上は発生しているのですが、入金がされるまでに1ヶ月から2ヶ月もかかってしまうのです。

要は入金サイトの間隔が長くなることによって、会社になかなか売上金が入ってこないことになります。現金決済であれば、売上が発生した瞬間に会社にキャッシュが入ってくることになるのです。しかしクレジットカード決済ではそうもいきません。その場では、後にキャッシュが入ってくることだけが約束されるだけです。

・「月末締め翌月末入金」は危険!

カード決済を導入している方で「月末締め翌月末入金」となっている方は多いのではありませんか?もしもそのような入金サイトとなっていると、最大で60日近くも入金までに時間がかかってしまうことになります。

60日間の間に資金が足りなくなってしまうことも十分に考えられるわけです。カード決済を導入しているのであれば、少しでも早く入金がやってくるようなサービスを利用しなければなりません。

ちなみにサービスによっては入金が最短翌日、というところもあります。そのかわりに手数料率が高めに設定されているので注意は必要です。しかし利益率が高い企業であれば、多少の手数料に関してはカバーできるでしょう。資金繰りを悪化させないようにするためにも、なるべく入金が早く行われるサービスを活用して資金繰りの悪化がおこらないように対処すべきです。

カード決済は基本的に高額のショッピングが対象である

・高額の売上ほど入金までに時間がかかる

クレジットカードですが、どのような買い物のときに利用するでしょうか。
数百円や1,000円、さらには3,000円程度の少額の買い物の戸期には利用しないのではありませんか。少額に関しては現金決済で済ませている方が多いと思います。

一方でクレジットカード決済となると、比較的高額の支払いに利用している方が多くなります。数万円や10万円を超えるような決済になると、現金としての持ち合わせもない、ということになるのでカード決済を利用することになるわけです。

実はそのカード決済が高額なものを中心として実施される、という部分が資金繰りの悪化にもつながってくるのです。要は大きな入金ほど現金決済ではないので、キャッシュとして会社に入ってくるまでには時間がかかってしまいます。

少額の細かな売上金はすぐに入ってきても、高額な売上金は先なので、どうしても入金が後ろ倒しになり続けてしまうような感覚です。結果として高額入金が後回しにされるような状況になるので、高額の売上があったとしてもその入金までは資金繰りに困るような事態になってしまいます。

逆にクレジットカードを利用して資金繰りを改善させる方法もある

・経費をクレジットカード払いに切り替える

経費を現金払いしている方におすすめの対処方法となります。
経費を現金払いからクレジットカード払いに切り替えましょう。法人カードを利用すれば、事業向け利用もできるようになります。

経費を現金払いからカード払いにするだけで、企業の資金を長期間確保できるようになるわけです。現金払いであると経費が発生すると同時に会社からキャッシュがでていくことになります。しかしカード払いにすると即座に現金がでていくことにはなりません。基本的に翌月のカード決済の時に引き落としされるのです。約1ヶ月程度は長く資金を会社にとどめおくことができるわけです。

カード決済の入金が遅れるのを逆手に取って、逆に支払いも遅れさせることで対処するわけです。

・カードキャッシングを利用して資金調達を行う

法人カードの中にはそれほど多くはありませんが、カードキャッシングに対応しているものもあります。カードキャッシングであれば、即座に現金を確保することが可能です。一時的な資金繰りの改善に役立てられるわけです。

ただしカードによってキャッシングができる金額も異なっているので注意しましょう。法人系プラチナ・カードであったとしてもキャッシング限度額は100万円程度に抑えられていることもあるので注意してください。