低金利で即日融資を可能とする借り入れ方法は存在する?


予定していなかった支払いなどで資金が必要になったとき、手元に支払いに充てるお金がなければ何らかの方法で資金を調達しなければなりません。

その場合、今から申し込みを行えば即日融資が可能な借り入れがあれば!と思うかもしれません。さらに、即日融資で資金を調達できるにしても、なるべく低い金利で借りたいと思うものでしょう。

そのような都合のよい条件の借り入れは可能なのだろうか?と思う方はぜひこの記事を読んで参考にしてください。

 

即日融資が可能な借り入れ方法とは

低い金利でお金を借りることを考える場合、真っ先に銀行からの融資を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、銀行が行うプロパー融資は、信用保証協会を挟まず直接銀行が貸し付けを行いますので、審査は厳しく時間もかかるため、即日に融資してもらうことはまず不可能です。

そこで活用したいのがビジネスローンです。ビジネスローンは、法人や個人事業主を対象とした事業者向けのローンのことで、担保や保証人は必要ありません

プロパー融資よりは金利が高めの設定ですが審査のハードルは下げられているので、審査に通りにくく信用力が低いと判断されがちな中小企業や個人事業主でも利用可能です。

借り入れた資金は、開業資金(起業資金)、運転資金、設備投資、つなぎ資金などに充てることができます。

 

ビジネスローンの金利設定は低め?高め?

そもそもビジネスローンは、信用力の低さが原因で銀行融資などは審査が通りにくい中小企業や零細企業にも融資ができるように作られたローン商品です。そのため、金融機関側がリスクを多く抱えなくてよいように、金利は高めに設定されています。

設定される金利と、金融機関が許容可能とする貸し倒れ率には相関性があります。たとえば、100社に金利年5.0%で1,000万円の融資を行うとします。融資総額は合計10億円になりますが、それに対する儲けは5,000万円です。

この5,000万円は5社分の融資額と同じですので、100社のうちの5社までなら仮に返済不能状態になったとしても儲けでまかなうことが可能となり、貸し倒れ率5%までは許容できる割合と判断できます。

金利を高く設定すれば、許容可能となる貸し倒れ率も高くなるので、審査基準のハードルも低くなります。

反対に低い金利で設定すれば、許容できる貸し倒れ率も低くなるので、審査基準のハードルは上げなければならないという流れです。

 

具体的なビジネスローンの金利

信用力の低い中小企業や零細企業向けに作られたビジネスローンは、銀行のプロパー融資に比べて許容できる貸し倒れ率は広くなっているので、審査基準のハードルも比較的低めということになります。

そのため、必然的に金利は一般的な銀行融資より高くなるといえますが、利用する金融機関などによって差があるものの、年5.0~15.0%程に設定されていることがほとんどです。

5.0~15.0%というとかなり幅が広く感じてしまうかもしれませんが、この範囲のうちどの金利が適用されるのかについては、申し込みを行った会社の信用力が重視された審査で決まります。

会社や売上の規模が小さく、信用力が低めで、さらに他社からの借入件数や金額も多い、その上経営状況も良好とはいえないという場合、上限金利いっぱいの金利が適用される、または審査自体通過できない可能性もでてきます。

 

銀行はビジネスローンでの貸し付けに積極的でない?

ビジネスローンは銀行とノンバンクのどちらからも利用できますが、銀行は近年、ビジネスローンでの貸し付けを積極的に行わなくなった傾向もみられます。

金利を高く設定していても、銀行が想定していたよりも貸し倒れが多く発生し、採算が合わなくなったことが理由とも考えられますし、保証協会の保証付き融資を利用してもらえばよいと考えるようになったともいえます。

ビジネスローンを提供する大手金融機関は少なくなり、中小規模のノンバンクなどがその多くを占めるようになりました。

特にメガバンクなどは、貸し倒れリスクの高くなるビジネスローンなどの融資方法よりは、保証協会の保証付融資などを優先させる傾向がみられます。

それでも地方銀行などではビジネスローンを提供していますが、審査はノンバンクに比べると厳しめであると理解しておく必要があります。

 

即日融資ならノンバンクのビジネスローンを

ノンバンクのビジネスローンであれば、銀行のビジネスローンよりも審査のハードルはさらに低くなりますが、その分金利は高めの設定です。

ただ、銀行のビジネスローンでは即日融資されることは難しいですが、ノンバンクのビジネスローンなら即日融資も可能です。

 

まとめ

結果として、ビジネスローンを利用する場合には、即日融資はあきらめて金利をなるべく抑えることができる銀行から借りるのか、反対に金利は高くなっても即日融資を優先させてノンバンクから借りるのかを選ぶこととなります。

ただ、貸金業法により、10万円未満なら年20%、100万円未満は年18%、100万円以上年15%というように、融資額に応じた金利の上限が定められています。そのため、融資金額が多くなればその分金利は低くなるでしょう。

ただ、いずれにしても銀行融資や公的融資よりは適用となる金利は高いので、年単位で継続して利用するのではなく、枠は持っておき急に資金が必要になったときだけ一時的に借りてすぐ完済させるといった使い方のほうが安心です。