悪質な取引で多額の金銭を要求!闇金業者の特徴とは?


金銭を違法な金利などで貸し付け、その後、脅迫的な取り立て行為や勤務先に対する威力業務妨害などで追いこんでいく行為を行う闇金業者。

どれほど資金繰りに困ったとしても、闇金業者からお金を借りることだけはしてはいけません。
しかし、闇金業者は様々な姿に形を変え、正体がバレないように人々の弱みに付け込んでお金を貸し付けようと目論みます。

そこで、悪質な闇金業者に騙されないように、その特徴について把握しておくようにしましょう

 

闇金業者にみられる特徴

日本では闇金事件が多く発生し、多くの闇金業者が摘発・検挙されている状況ではありますが解決されたわけではなく、むしろ様々な形に姿を変えて潜む闇金業者が増えています。

そもそも闇金とは、正規の金融業者として登録を行わずに、法外な金利などでお金を借りた方からお金を搾取する業者です。

ターゲットとなるのは、高齢者、主婦、学生などを含めた幅広い年齢層であり、お金に困った方の弱みに付け込んできます。

 

闇金業者が行う違法行為は、

  • ・賃金業者として登録を行わずに営業する
  • ・法外な高金利を設定した上で金銭を貸し付ける
  • ・正当な理由なく夜間に取り立てを行う
  • ・勤務先など居宅以外に電話や訪問を行う

などです。様々な違法行為を繰り返し、金融業者を装い忍び寄ってくる詐欺を生業とした犯罪者集団なので、絶対に取引しないようにしてください。

 

すぐにお金が必要!という弱みに付け込む

資金繰りが悪化し、すぐにお金が必要という場面において、銀行やノンバンクからの融資は断られてしまったとしたら、どこでもよいからお金を貸してくれる業者を頼りたい!と思ってしまうかもしれません。

しかし、一度でも闇金業者からお金を借りてしまうと、返済できないレベルにまで金額が大きくなり、とても完済まで至れなくなってしまいます。

もし、今利用している金融業者に不安を感じる部分があるのなら、次の項目を確認し、闇金業者でないか判断してみてください

 

広告が目立たない場所にある

闇金業者は電車内やテレビなどでCM広告を行いません。電柱やガードレールなど路上に貼りだされていることなどが多いですが、そこに簡単にお金を貸してくれるかのような文句がある場合はかなり要注意といえます。

また、闇金業者の場合、居場所を特定されないようにするため、固定電話ではなく携帯電話を使うことが一般的です。

 

広告やホームページなどがあっても貸金業登録番号の記載はない

貸金業として金融業を営むためには、国や自治体に認可・登録が必要です。正規の手続きを行った貸金業者であれば、貸金業登録番号が割り当てられることとなります。

しかし闇金業者は当然、貸金業登録番号などは持っていませんので、広告やホームページなどにも番号の記載はありません。

 

嘘の貸金業登録番号が記載されているケースもある

さらに、中には貸金業登録番号が記載されているケースもありますが、はたしてこの番号は本当に国や自治体で認可・登録を済ませて発行された番号なのでしょうか。中には架空の番号を記載し、あたかも正規の貸金業者を装う闇金業者も存在します。

そこで、金融庁の登録貸金業者情報検索入力ページから、虚偽の記載でないか確認してみることをおすすめします。

 

都(1)金融である

都(1)金融とは、東京都知事からの許可を得て、貸金業者の登録を行ってまだ3年未満であることを意味します。都(1)の数字は、その金融業者の貸金業登録が初回であり、更新されていない登録後3年以内の業者であることをあらわしています。

貸金業者として運営を続けるにあたり、最初の登録を済ませた後も3年ごとに登録更新が必要です。

実は、貸金業者として初年度登録することは、要件さえ満たせば比較的容易なため、まだ更新を終えていない信頼度の低い業者であるといえます。

初年度の登録はとりあえずすませ、その後、違法な貸金業として事業を行う闇金業者も存在するため注意しましょう。

 

契約書など書面には残さない

証拠を残さないため、融資額や返済期限などはすべて口約束で済ませ、契約における手続きは書面で残そうとはしません

さらに審査はあってないようなもので、異常なまでの高金利ですぐに融資を行います。

 

融資までのプロセスが不自然である

法の抜け穴をかいくぐろうとする闇金業者は、融資までの流れが不自然であることが多くみられます。

たとえば商品を買わせたりツケを利用したりなど、何かおかしいと思える場合は闇金業者と疑ったほうがよいといえるでしょう。

 

ファクタリング会社に姿を変えた闇金業者に要注意

近年では取り締まりも強化されたため、貸金業者として事業を営むことが難しくなったと考えた闇金業者が、今度はファクタリング会社という衣に身を包んで事業を営むケースも増えています。

ファクタリングは、企業などが保有する売掛金などの売掛債権を、ファクタリング会社が買い取って期日より前に現金化するサービスです。

本来、認められたはずの資金調達の手法であり、急な資金を要する中小企業にとっては心強い味方となっている手法のはずが、悪徳な闇金業者が雲隠れするための手段として使われてしまっているのです。

 

まとめ

闇金業者は人の弱みに付け込み、様々な手をつかって多額の金銭を要求してきます。

先に述べたような特徴がみられる業者は闇金業者である可能性が高いため、取引を行う前に正規の貸金業者か確認するようにしましょう。

また、闇金業者に対する取り締まりも強化されたことにより、近年では個人から法人などの企業にターゲットを変え、言葉巧みに甘い言葉を並べ、違法な手数料を設定して金銭を徴収しようとします。

もし、ファクタリングを利用する場面において、取引しようとしているファクタリング会社と闇金業者の特徴に合致する部分がある場合は注意が必要です。

それに加え、売掛債権の買取額が最初に伝えられた額と違う場合や、手数料という名目を使って買取額を大幅に下げられる場合、闇金業者と疑ったほうがよいため取引しないようにしてください。