重視したい項目で優良なファクタリング会社を見極める方法


ファクタリングを利用するとき、信頼できる優良な業者に依頼したいと考えるのは誰でも同じでしょう。

特に、初めてファクタリングを利用するという場合においては、どこのファクタリング会社が自社にとって最もよいのか、何を基準に選べばよいのかわからないというケースも少なくありません。

そこで、目的に応じてどのファクタリング会社を選べばよいのか、優良な業者の見極め方をご紹介します。

 

ファクタリングで重視したい項目はそれぞれ

ファクタリングを利用して資金の調達を考える目的はそれぞれです。とにかく明日までに資金が必要という場合もあれば、悪化している資金繰りを改善させたいという場合もあるでしょうし、支払いサイトの長い売掛金が多く資金不足が生じているなど、理由はいろいろでしょう。

そして、ファクタリング会社選びで重視したいポイントもいろいろです。たとえば、なるべく手数料が安いほうがよいという場合もあれば、現金化までのスピードを重視したい場合もあります。また、少額の債権でも買い取ってくれる、個人事業主に対応してもらえるほうがよいなど、希望も異なります。

重視したいポイントにおいて、優良なファクタリング会社と判断できる目安を確認しておきましょう。

 

資金調達までのスピードを重視したい場合

材料代をすぐに支払う必要がある場合や、従業員の給料日が迫っているのに手元の資金が不足しているなど、つなぎ資金を調達したいケースにおいては、何よりも資金を調達できるスピードを重視したいものでしょう。

ファクタリング契約には2社間と3社間がありますが、現金化までのスピードが早いのは2社間のほうです。2社間で現金化までかかる時間は2~5日であることが一般的ですが、優良なファクタリング会社であれば即日現金化も可能としています。

 

小口でも対応してくれるかを基準としたい場合

売掛債権の金額も様々で、300万円や500万円、1千万円など、比較的1つが大きい金額のこともあれば、10万円単位など小口の売掛債権が複数あるというケースもあるでしょう。

ファクタリング会社によっては、売掛債権の下限額を300万円と定めていたり、100万円未満の売掛債権には対応していないこともあります。

しかし、優良なファクタリング会社であれば、10万円単位など少額の売掛債権にも快く買い取りに応じてくれるはずです。下限額がいくらで設定されているのか、事前に確認するようにしましょう。

 

ファクタリング手数料ができるだけ安い業者を選びたい場合

ファクタリングを利用するときには手数料がかかります。かかる手数料はできるだけ安い方がよいのは共通している部分でしょうが、手数料を計算するときに用いられる手数料率には注意が必要です。

 

●ファクタリングの手数料を計算するときの手数料率

手数料率とは、売掛債権に対して乗じる割合で、それによって算出される手数料が異なってきます。

仮に、売掛債権が300万円、手数料率が10%だとすると、

300万円×10%=30万円

が、手数料として差し引かれます。

 

●ファクタリングにおける掛け目

手数料率ではなく掛け目という表現がなされている場合を見たことはないでしょうか。

そもそも掛け目とは、信用取引などで回収の見込みに応じて変動する担保の評価額のことを指しています。

ファクタリングにおいては、売掛債権を評価する際に用いられるわけですが、例えば掛け目80%という場合において300万円の売掛債権を売却する場合は、

300万円×80%=240万円

が、売買代金になるという計算です。

差額の60万円は、一旦はファクタリング会社に差押金として預けることとなり、売掛代金が期日にファクタリング会社へ入金されることになれば、戻してもらうことになります。

ただ、掛け目で計算した240万円を受け取ることができるのではなく、そこからさらに手数料が差し引かれることになります。

 

●現金として受け取ることができる金額

300万円の売掛債権を売却するにおいて、掛け目80%、手数料率10%で、現金として受け取ることができる金額は、

300万円×80%-300万円×10%=190万円

という計算です。

 

混乱を招きがちなファクタリング業界の慣習

注意しておきたいのは、ファクタリング業界では、掛け目を手数料率として使う慣習があるという点です。

そのため、掛け目10%という表現がなされている場合、これは通常の掛け目による計算を行わず、手数料率が10%という意味で捉えることとなり、掛け目による徴収はされないという考え方となります。

上の例と同様に、300万円の売掛債権を掛け目10%と表記されているファクタリング会社に売却する場合、

300万円-300万円×10%=270万円

を現金として受け取ることができる、という計算です。

手数料が安いファクタリング会社を選びたい場合には、手数料と掛け目、どちらの記載がなされているのか業者ごとに異なります。

相見積もりなどで比較する場合、表記の方法が異なると判断しにくくなる可能性があるため注意しましょう。

 

まとめ

ファクタリング会社を選ぶときに重視したい項目はそれぞれでしょう。その項目の中で、優良といえるファクタリング会社を選ぶときには、希望に合致することができるのかだけでなく、ファクタリング会社としての実績経験が十分にあることも確認して選びましょう。

ファクタリングにかかる手数料など、できるだけ安いほうがよいですが、売却する売掛債権の信用性などでも異なります。

まずはどこのファクタリング会社に依頼すればよいのか、良心的な手数料設定になっている優良な業者を見極めるためにも、複数社から相見積もりを取得して比較・検討することをおすすめします。