信頼できるファクタリング選びは実績が大切!過去の事例で確認を


様々な業種で利用が広がっているファクタリングは、減少する手形取引の代わりに主流となった信用取引で発生する売掛金を現金化する資金調達の方法です。

特に、中小企業を中心に利用されるケースが増えていますが、依頼するファクタリング会社選びは厳選して行わなければ、悪徳業者に騙される可能性が出てきます。

そこで、経験や実績が豊富なファクタリング会社を選ぶことが求められますが、実際にどのような業種がファクタリングを利用しているのか、ファクタリングの事例などを直接質問してみましょう。

 

運営実績と信頼性を重視したファクタリング会社選びを

ファクタリングは最低でも数十万円、多いときには1千万円や億単位という高額の取引になるため、怪しい会社に依頼することは避けたいと誰もが思うものでしょう。

自社の情報を提供することになるため、様々な実績を積み重ねた信頼性の高いファクタリング会社でなければ、秘密厳守を徹底してもらいたいという希望さえ叶わなくなる可能性があります。

実際、ファクタリングを装った闇金業者も存在するなど、資金繰りに困った経営者の弱みにつけこんで、契約後に高利貸しを提案されるといったケースもあるようです。

得た情報の管理や機密保持能力などは、一定基準をクリアできているファクタリング会社を選ぶことで守られます。付き合う会社の信頼性は重視すべき項目であるといえるでしょう。

 

過去の事例を直接たずねてみる

表向き、これまで様々な業種の企業と取引を行い、高い実績を積んでいると謳っているファクタリング会社でも、本当なのか疑問を生じる場合もあるかもしれません。

そこで、実際にファクタリング会社と面談などを行うとき、過去のファクタリング事例などについてたずねてみることをおすすめします。

同じ業種の事例などでどのような経緯でファクタリングを利用することとなり、資金を調達することを成功させるに至ったのか質問を投げかけてみましょう。

そのとき、過去にファクタリングを利用した企業名などがしっかりふせられているか、具体的で信憑性の高い事例なのかによって、そのファクタリング会社が本当に高い実績のある会社か判断できるはずです。

 

ファクタリングを利用することが多い業種を知っておく

優良なファクタリング会社か判断するときに過去の事例などを紹介してもらうとよいですが、具体的にどのような業種においてファクタリングを利用することが多いのか、なぜファクタリングがその業種にとって有効な資金調達なのかを知っておくようにしましょう。

それによって、ファクタリング会社から伝えられた話が、事実に基づいたものか判断しやすくなるはずです。様々な業種の企業の相談に応じ、ファクタリングのよる取引で実績を積み重ねているファクタリング会社であれば、ファクタリングを利用することの多い業種の事情なども把握しているでしょう。また、ファクタリングがなぜその業種にとって有効なのか、説明もできるはずです。

ファクタリングを利用することが多いのは、納期の後で高額の入金がなされる業種であり、入金されるまでの期間が長い業種です。

そのため、

  • ・建設業
  • ・運送業
  • ・製造業
  • ・卸売・小売業

などで多く利用されることが多くみられます。

これらの業種のうち、特にファクタリングの利用が多い建設業では、どのようにファクタリングによる資金調達が有効に働くのかご説明します。

 

建設業界がファクタリングを希望する特殊な事情

建設業界は、元請、下請、孫請というピラミッド式の構造請負契約がなされることが特徴です。発注者からの注文を受けた元請は、注文に基づいた個別の建造物を作り、それらすべてが完成すると引き渡す受注請負産業であることが特徴といえるでしょう。

元請は自社ですべての業務を担うのではなく、工事の内容に応じて外部から労働力を確保する形を取ることが一般的です。これがピラミッド式の独自のシステムを作りあげる理由となっていますが、建築物によって工事期間も異なることなどで、中には1年超えてやっと完成できるというケースもめずらしくありません。

 

独自のピラミッド構造で入金までの期間は長期化しやすい

引き渡しがなされるときに代金が支払われることになりますが、まずは発注者から元請に、そして元請から下請、下請から孫請という流れで支払いを行うこととなるため、建設業界独自のピラミッド構造の階層が下になるほど、入金までの期間が長期化してしまいがちです。

これらのような独自の特性があることで、入金されるまでの様々な支払いに対応できなくなり、資金繰りが悪化しがちな建設業界ですが、信用力の高い売掛債権を保有していることでファクタリングによる資金調達が可能となるわけです。

 

工期の延びや追加工事による資金繰りの圧迫

建設業で資金繰りが苦しくなってしまう代表的な事例として、工期が延期されることで工事原価が増大してしまうことが挙げられます。

工事の進捗状況は天候に左右されがちなため、工期が延びる可能性も否定できません。その上、途中で追加工事が必要となれば、工事を行うための人員確保が必要となるなど、想定していなかった事態が発生することで、追加費用が必要になることもめずらしくないのです。

結果、手元の資金が足らなくなり、ファクタリングに頼らざるを得ない状況となるケースが少なくありません。

 

工事にかかる費用は立て替えで先払い

施工開始から完成までの期間が長く、その間に入金がされないとしても、材料費や外注費、人件費などは立て替えで先払いすることが基本です。

前受金として一時金を受け取ることができたとしても、予想もしなかった自体で資金不足に陥るケースは多々ありますので、先払いできるだけの余力がなければ資金を調達するしかなくなります。

 

まとめ

ファクタリングは中小企業を中心として幅広く利用されるようになっていますが、依頼するファクタリング会社は厳選しなければ、悪徳業者に騙される可能性もあります。

中にはファクタリングを装う闇金業者も存在しますので、本当に実績を積みあげたファクタリング会社か見極めるために、それまでの事例などを紹介してもらうなど、信頼性の高さを判断するようにしましょう。