ファクタリング手数料は暴利ではなくても悪徳業者には注意が必要!


会社の資金繰りを改善させるためにファクタリングを活用するとき、できるだけ有利な条件での利用を希望することでしょう。

そのためには優良なファクタリング会社に依頼することが求められますが、中には暴利ともいえる手数料を徴収する悪徳業者も存在します。

そこで、ファクタリングを利用する上で求められる条件や、悪徳業者に騙されないための予備知識を徹底解説いたします。

 

ファクタリングで発生する手数料は高いのか

企業が保有する売掛金を、ファクタリング会社に売却して売掛代金が入金される前に現金化できるのがファクタリングのメリットです。

このファクタリングにおいて、売掛債権を買い取るファクタリング会社は売掛先の信用力などを査定した上で発生する手数料を決めます。

ファクタリング会社が買い取った売掛債権がもし期日になっても売掛先から支払いがなされなかった場合、その不良債権となった売掛債権による貸し倒れリスクファクタリング会社が抱えることとなるからです。

リスクの高い取引のため、できるだけよい売掛債権を買い取りたいと思うのはファクタリング会社の立場からしても納得できるところでしょう。しかし売掛債権を売る側としては、なるべく低い手数料で買い取って欲しいと考えるものです。

そこで、なるべく買い手の意向を尊重して手数料を抑えてファクタリングを利用させてくれる、優良なファクタリング会社を見つけるための相見積もりが重要となります。

 

ファクタリング手数料の一般的な相場

ファクタリングは貸金業者ではありませんので、金利という考え方はできませんが、仮に金利として考えた場合で発生する手数料は月利20~30%になる場合もあります。

貸金業者ではないことで、利息制限法による金利上限の15~20%を超えた手数料を設定しても貸金業法違反に該当しないことが特徴です。この手数料設定が、暴利行為だと考える方もいるようですが、けっしてそうではないことを理解しておいてください。

通常、2社間ファクタリングでの一般的な手数料相場は10~30%です。2社間ファクタリングはファクタリングを利用する会社とファクタリング会社との間だけで契約が結ばれるため、売掛先は間に挟みません。

ファクタリングでファクタリング会社が買い取った売掛債権については、後日、売掛先からファクタリングを利用した会社の口座に入金される形です。

ファクタリング会社は売掛先からの入金代金を、そのままファクタリング会社にスライドさせて渡すことが必要ですが、ここで本当にその代金の受け渡しがされるかという部分にもリスクが発生します。

そのため、売掛先を間に挟む3社間ファクタリングよりも、2社間ファクタリングは手数料が高めに設定されることが一般的です。

 

手数料が安いからといって決して安心できるわけではない

この仕組みを利用し、悪徳業者の場合にはこの相場を大きく上回る暴利ともいえる手数料を請求してきます。その反対に、2社間ファクタリングなのにもかかわらず、5%前後の破格ともいえる手数料で勧誘してくることもあります。

契約を結ぶまでは格安の手数料を提示するなど甘い言葉を並べ、実際に契約を結ぶ段階では審査結果で売掛先の信用度が低いと判断されたなどを理由として高い手数料を提示してくるようです。

その場で断ることができればよいですが、すぐにでも資金を調達しなければならない経営者などの場合、また一からファクタリング会社を探す手間や時間のなさを理由に、その暴利ともいえる手数料で契約を結んでしまう傾向にあります。

 

ファクタリング契約には発生しない費用を請求されるケースもある

中には買取金額を提示した後で、ファクタリング契約にはまったく必要のない保証料や手付金などの費用を追加請求する悪徳な業者も存在します。

このような条件で契約を結んでしまうと、最終的に手元に入るお金はかなり低くなってしまうため、十分な資金調達に至らなくなってしまうことから、悪徳業者には十分注意することが必要です。

 

おそるべき悪徳業者の手口

悪徳業者に売掛債権を売ってしまうと、結局資金調達が十分にできず、キャッシュフローは改善するどころか悪化します。悪徳業者も最初からそのような事実を把握しており、売掛先から入金された代金を渡す時点では分割払いなどの話を持ちかけてきます。

分割払いが無理な場合など、元金はそのまま据置いて手数料だけ支払ってくれればよいというジャンプという行為を提案してくることもあります。このような状況になれば次の支払いにはさらに資金が不足し、とても健全な経営とはほど遠い状況にたたされることになってしまうでしょう。

まったく支払いができない状況になれば、ヤミ金まがいの執拗な取り立てが始まります。2社間ファクタリングで売掛先には売掛債権を売買する事実は通知しないと約束したはずなのに、売掛先にその通知を行うと脅されたり、従業員や家族を保証人にすることを要求されたりとあの手この手で資金を回収しようとするのです。

 

まとめ

ファクタリングを利用するときに需要なのは、悪徳業者を利用しないことです。そもそもファクタリングは売掛債権の売買取引であり、融資ではないのに利息を請求してきたり、暴利ともいえる手数料を徴収してくる行為は明らかに違法です。

優良なファクタリング会社に依頼できるように、資金調達にファクタリングを活用するときには複数社から相見積もりを取得してください。

手数料やサービスの内容などが見合うものになっているかしっかり確認した上でどのファクタリング会社を利用するか決めるようにしましょう。