ファクタリングと銀行融資を比較!審査基準に差がある?


銀行からつなぎ融資を受けようと申し込みを行い、断られてしまったがファクタリングは利用できたことで資金繰りが改善したという経営者も少なくありません。ファクタリングも銀行融資も審査がありますが、なぜ銀行融資は断られてしまったのにファクタリングは利用できるのでしょう。

ファクタリングと銀行融資の審査の違い

結論からお伝えすると、銀行プロパー融資やビジネスローンは融資を受ける会社の信用性を審査しますが、ファクタリングは売掛先の信用性を審査します。ファクタリング会社が重要視するのは、売掛債権を売却する企業の信用性ではなく売掛先の信用性です。ファクタリング会社の立場になって考えてみると、売掛債権を買い取った後は売掛先から売掛代金が回収できるかが問題になります。ファクタリングを利用する際に審査基準となる売掛先の信用性とは、主に次のような項目で判断されます。

・東京商工リサーチや帝国データバンクなど信用情報の点数

・法人信用情報

・利益額、利益率、フリーキャッシュフローの額

・自己資本比率

・借入件数と返済履歴

・ファクタリング利用会社と売掛先の取引期間の長さ

ただしこれは売掛債権を売却する企業とファクタリング会社と、さらに売掛先の3社で取引を行う3社間ファクタリングのケースです。

2社間と3社間では審査基準が異なる

ファクタリングを利用する企業とファクタリング会社のみで取引を行う2社間ファクタリングの場合には、ファクタリングを利用する会社が売掛先から入金を受け、そこからファクタリング会社に入金されることになります。そのためファクタリングを利用する会社の信用性も審査対象に含まれます。ファクタリングを利用する会社の信用性を判断する基準は主に次のような項目です。

・ファクタリング資金の使途

・資金繰りの現状

・フリーキャッシュフローの額

・他社借入件数と返済履歴

・税金の滞納の有無

審査通過には入金までの日数も関係する

ファクタリング会社にとっては、売掛債権の譲渡金を支払って売掛金が入金されるまでの期間が短いほうが抱えるリスクは小さくなります。当然リスクが小さいほうが審査は通りやすくなりますので、申し込みから売掛金の入金までの期間や譲渡金が支払われてから売掛金が入金されるまでの期間についても確認しておきましょう。

経営者の誠実性も重要視されることに注意を

ファクタリング会社にとって審査は抱えることになるリスクの判別方法です。項目をクリアしていくことも大切ですが、経営者の誠実さなど経営数字ではあらわすことのできない部分も重要視されます。申告に虚偽がある場合や面会時間に送れるといった、約束を守ることのできない行動は避けるようにしましょう。