騙されないために!ファクタリングを利用した詐欺の事例を紹介


ファクタリングで資金を調達しようと考えている方にとって、もし利用しようとしているファクタリング会社が悪徳業者だったら…と不安を感じている方もいるでしょう。

審査が柔軟であり、早ければ即日、売掛債権を現金に換えることができるファクタリングは、急いで資金を調達しなければならないという中小企業にとって救いの手のように思えるかもしれません。

しかしその一方で、そのファクタリングを上手く利用し、資金に困った中小企業に親身な態度で相談に乗るフリをして、詐欺を働こうとする悪徳な業者も存在します。

そこで、ファクタリング会社を装い詐欺を働く、その手口とはどのような内容なのか事例をいくつかご紹介します。

 

ファクタリング会社を装う悪徳な詐欺事例

ファクタリングを利用した悪徳な詐欺とはどのような手口なのでしょう。その事例をいくつかご紹介しますので、その手口や内容を把握しておき、被害に遭わないように十分注意しておくことが大切です。

 

詐欺事例その1 安い手数料だと思わせ高額な支払いを請求

ファクタリングを利用した詐欺で最も多いものが、当初は安い手数料であると思わせて、実際には相場よりも高額の手数料を徴収するという詐欺です。

法外ともいえる手数料を設定したり、保証金といった通常では存在しない名目の費用を追加することで、実際に手元に残るお金は当初提案された金額よりかなり少なくなります。

ファクタリングで発生する手数料は、具体的に法律でその範囲が決められているわけではありません。

ただ、相場というものは存在しており、2社間ファクタリングで10~30%、3社間ファクタリングで1~7%あたりが目安です。

もちろん、売掛債権の信用度や金額、利用するファクタリング会社によって前後するものですが、このうち、2社間ファクタリングはファクタリング会社のかかえるリスクが高い取引となります。

 

2社間なのに格段に安い手数料はむしろ怪しい

2社間ファクタリングで債権譲渡登記を行うことを必須としている場合には、手数料に登記にかかる費用や司法書士に対する報酬なども含まれるはずです。

そもそもファクタリングで発生する手数料はすべてファクタリング会社の儲けになるのではなく、利用する上でかかる実費も含まれています。

これらを踏まえて考えると、2社間ファクタリングなのにあまりに安い手数料を提案してくるファクタリング会社は怪しいと疑うべきでしょう。

 

何にかかる費用か具体的な説明がない場合も危険

しかも、悪徳業者はファクタリング契約を結ぶにあたり、必要な費用の詳しい説明は行わず、ただ取引を行う上で必要になるからと様々な名目の費用を次々に請求してきます。

ファクタリングは借り入れではありませんので、担保や保証人を準備する必要もなく、利用する会社の信用力を向上させるための保証金なども発生しません。

もしこのような費用を請求された場合には、悪徳業者であると判断し、ただちに取引を注意するようにしてください。

 

詐欺事例その2 個人の口座に売掛金を支払うことを求められる

2社間ファクタリングで資金を調達した後は、売掛先から入金された売掛代金をファクタリング会社にスライドさせる形で支払います。このとき、ファクタリング会社から指定された口座が個人名義のものの場合、悪徳業者である可能性が高いといえるでしょう。

通常であれば、ファクタリング会社がわざわざ個人名義の口座に支払いを求めることは考えられません。

個人名義の口座に送金してしまった後で、悪徳業者はその個人名義の口座は当社の口座ではないと訴えてきます。個人口座に振り込みを求めた担当者とも連絡が取れず、まるで担当者から詐欺に遭ったのでは?という口ぶりで再度、本来の口座へ入金するように求めてきます。最終的には2度、売掛代金を支払わされる形となってしまいます。

ファクタリング取引において個人の口座に売掛代金の入金を求めることは、正規の取引ではありえないと理解しておきましょう。

 

詐欺事例その3 手数料に利子をつけて分割払い

ファクタリングを利用すると、ファクタリングにかかった手数料分は差し引かれ、残りがファクタリングを利用する方に振り込まれます。しかし、悪徳業者の中には、この手数料を分割させようとする事例もあるようです。

差し引かれる手数料が分割されれば、ファクタリング利用直後に入金される金額が大きくなるので、分割にしてもらえるならそのほうがよいと思うかもしれません。

ただ、この分割にした手数料には利子が発生し、設定される金利もかなり法外なものです。その結果、法外に設定された金利による利子の負担で高額な手数料を支払うこととなってしまいます。

正規のファクタリングではこのような方法による取引は存在しませんので、安易に契約しないようにしてください。

 

詐欺事例その4 ファクタリングなのに金銭の貸し付けを行う

ファクタリング会社であるように見せかけ、その裏では法外な利息で金銭の貸し付けを行う悪徳業者も存在します。そもそもファクタリングは融資を行う取引ではありませんので、金銭を貸し付けるという概念自体存在しません。

融資を行った段階で、すでにその取引はファクタリングではないということです。

しかしファクタリング会社を装う悪徳業者は、売掛債権を担保にするといった言い方で納得させ、実際に行われる売掛債権を担保とした貸し付けとはまた異なる方法で契約を締結します。

そこにはファクタリング手数料もなぜか発生するという形になり、利息を徴収される上に手数料も発生するといった、ほとんど手元に資金が残らない形で取引を行うのです。

ファクタリングは融資ではないということを再認識し、利息が発生する、または担保に貸し付けするといった取引の場合は契約を結ばないようにしてください。

 

まとめ

ファクタリングという取引を利用した悪徳業者の詐欺手口が横行しています。本来、中小企業にとって有効に活用されるべきである資金調達方法なのに、そのメリットを逆手に取るような方法で様々な悪質な方法で騙そうとしてきます。

悪徳な業者を見抜くためにも、まず設定される手数料などが相場に合ったものか確認することが必要です。

ただ、一社ずつ問い合わせをするのも大変な作業になるため、効率的にファクタリング会社を比較するためにも、信頼できるファクタリング会社だけから一括で見積もりを取得できるサイトを利用することをおすすめします。