優良なファクタリング企業選びにランキングサイトを参考にするなら


販売・提供した商品やサービスの代金のうち、まだ未回収の売掛金をファクタリング会社に売却し、現金化するサービスをファクタリングといいます。

大変便利なサービスでありながら、保有する売掛金の売却先となるファクタリング会社はどこが優良なのか、口コミサイトのランキングなどで確認しても違いがよくわからないといったこともあるでしょう。

そこで、ファクタリングサービスを提供する企業を選ぶときに、ランキングなどを参考にするのならどのような部分に注目すればよいのか、知っておきたい知識をご説明します。

 

知っておきたいファクタリング会社の種類

ファクタリング会社にはそれぞれ違った特徴があり、いずれもメリットとデメリットがありますので、どのファクタリング会社が最も優良かしっかり見極めることが大切です。

まずファクタリング会社は次の種類に分けることができますので、それぞれの特徴を把握しておきましょう。

 

独立系の企業

独立系のファクタリング会社とは、ファクタリングを専門とした企業であり、銀行や証券会社などのグループではないことが特徴です。

そのため、独自の運営方法によりファクタリングサービスを提供していることから、審査も迅速であり、売掛金が現金化されるまでスムーズです。

また、ファクタリング会社の中には売却する売掛金の金額に下限を設けていることもありますが、少額の債権でも取り扱ってもらえます

中小企業や個人事業主が利用を希望することが多い、2社間ファクタリングをメインで扱っていることが特徴です。

 

ノンバンク系の企業

消費者金融系の企業やリース会社などが取り扱うファクタリングサービスで、利用に際して発生する手数料は独立系ファクタリング会社より安めですが銀行よりは高めです。

買い取り対象となる売掛金は最低100万円からなど、下限が設けられていることが多いといえます。

独立系ファクタリング会社のような迅速性はありませんが、銀行系のファクタリング会社よりは早めに現金化されるといった流れなので、独立系と銀行系の中間に位置するといった形です。

 

銀行系の企業

都市銀行や地方銀行などが行うファクタリングサービスのため、審査は厳しく入金されるまでの期間も独立系より長めです。

また、2社間ファクタリングの取り扱いはなく、3社間ファクタリングのみ利用可能となり、売掛債権の金額も大口でなければ取り扱ってもらえない可能性があります。

3社間のみの扱いということは、取引先にファクタリングサービスを利用することを知られてしまうのは避けようがありません。たとえ知られることになっても、手数料はできる限り下げて利用したいという場合に向いています。

 

中小企業や個人事業主におすすめなのは独立系

ファクタリングを利用するのなら、やはり名の知れた銀行系のほうが安心だと思う方もいるでしょう。確かに銀行が運営しているというだけで安心できそうですが、ただ、中小企業や個人事業主にとっては利用しにくい部分がデメリットです。

また、銀行系は2社間を実施していないため、取引先に債権を譲渡する旨の通知が行われることは避けることができない上、間に取引先を挟んでの契約となることから入金されるまで時間がかかります。

また、ファクタリングを利用する上で行われる審査内容も厳しいため、仮に利用を希望しても審査で断られてしまう可能性があります。

これらのことから、比較的審査のハードルが低く、現金化までの時間も短めで、2社間を主に取り扱っている独立系のほうが中小企業や個人事業主には安心といえます。

 

独立系の場合は安すぎる手数料に注意!

ただし独立系の企業を選んでファクタリングサービスを利用する場合、あまりに破格と思われる手数料を打ち出している業者に注意してください。

3社間の場合に発生する手数料は1~5%、2社間の場合は10~30%がおおよその相場となります。2社間のほうが手数料は高めですが、これは現金化された売掛金がファクタリング会社に入金されるまでの経緯などで、ファクタリング会社が抱えるリスクの大きさを示します。

ただし徴収される手数料のすべてがファクタリング会社の儲けではなく、債権譲渡登記などを実施する場合に発生する実費なども含まれています。

そのため2社間において、3社間を利用する際に設定されるような手数料を設定していては、ファクタリング会社は赤字運営となるわけです。それなのに、2社間の利用で5%前後の破格ともいえる割合が設定されている場合、集客を目的とした詐欺である可能性が高いといえます。

 

ランキングを基準にするなら信頼できるサイトの利用を!

あまりにも安い手数料に魅力を感じ申し込みすると、いざ契約という段階になって高い手数料を要求されます。

話が違う!と感じたとしても、急いで資金を調達しなければならない場面で、また別の業者を探す時間はなかったり、断りにくい雰囲気を感じるといった理由でそのまま契約してしまうケースもあるようです。

優良と思われる企業をランキング形式で紹介しつつ、1位として自社のみの紹介しか行なわず、集客しようとする悪徳な業者も存在します。

いざ申し込みを行うと、他のファクタリング会社より高い手数料を請求されることになったり、本来なら発生しないはずの費用を支払わなければならなくなるなど、余計な費用ばかりかさみ、十分な資金調達に至れなくなる可能性がありますので注意してください。

 

まとめ

ファクタリング業界は、事業を運営するために必要な登録制度が設けられておらず、利用で発生する手数料についても法規制がされていません。そのため、違法な取引を行おうとする悪徳業者が後を絶たない状態ですので、信頼できる優良なファクタリング会社を選ぶためにも信頼できるランキングサイトを参考にするようにしてください。