ファクタリングで資金調達するときの安心できる業者の選び方


まだ日本では資金調達の方法として十分周知されているとはいえないファクタリング。使ってみればその便利さを実感できるはずですが、大切なのは安心できる業者を選ぶことです。

引越し・リフォーム・修理・エアコン掃除など、ニーズに応じて専門業者のホームページを確認し、どの業者が安心価格か選んだこともあるでしょう。

ファクタリングにおいても同様に、間違って悪徳業者を間違って選んでしまうと、安心して資金調達できないだけでなく余計な費用を多額に請求されることになってしまいます。

そこで、ファクタリングを資金調達に利用する際に知っておきたい安心できる業者の選び方についてご説明します。

 

安心できるファクタリング業者とは?

たとえばパソコンのデータ復旧やウイルス駆除や感染防止のセキュリティ強化などの場合にも、安心できる専門業者を選ばなければ保管したデータが破損・消去してしまうでしょうし、ウィルスも駆除できません。

同じようにファクタリングで資金調達する場合にも、安心できる業者を選ばなければ必要な資金を調達できないだけでなく、手元の資金をさらに不足させる状況に追い込まれます。

そこでまずは、なぜファクタリングで資金調達しようと考えたのか再度確認しておきましょう。ファクタリングを利用する会社の資金繰りの状況により、ファクタリング業者選びで何を重視するべきかポイントは異なるからです。

ただしいずれにしても、安心できる優良な業者を選ぶことは重要ですので、信頼できるファクタリング業者か見極めるために次の項目を確認してください。

 

①ファクタリング業者から設定される手数料の割合

ファクタリングで資金調達するときにファクタリング業者が設定する手数料の相場は、

  • ・2社間ファクタリング…10~20%
  • ・3社間ファクタリング…1~9%

という割合です。

もちろん、ファクタリング業者に売却する売掛金(売掛債権)の与信状況や利用者の信用度、種類や額面などにより差は生じます。

ただ、ファクタリング業者も安心して売掛金(売掛債権)を買取りたいと考えるため、代金の回収リスクが高い2社間ファクタリングの方が3社間ファクタリングよりも手数料は高めに設定されます。

それでも上記の相場よりもかけ離れた割合で手数料を設定してくる業者は安心できるとはいえません。手数料が大幅に高いときだけでなく、2社間ファクタリングなのに3社間ファクタリング程度の割安の手数料の場合にも注意してください。

 

②買取可能額に下限や上限はあるか

ファクタリング業者により、買取可能とする売掛金に下限や上限を設けていることがあります。

下限を設けずに少額債権でも積極的に買取ってくれるファクタリング業者なら、個人事業主や中小企業でも安心して相談しやすいでしょう。

しかし買取りは300万円からというファクタリング業者などもあるため、この場合には10万円単位の売掛金を売りたいと考えても断られてしまいます。

多額の資金が必要な場合において、数千万円単位の売掛金を現金化しようとしても、上限の範囲に収まっていなければ同様に業者から断られてしまうでしょう。

保有する売掛金のうち、売却して現金化させたい額面額に対応できるファクタリング業者を選び相談するようにしてください。

 

③現金化までのスピードは早くて安心か

ファクタリング業者によって、売掛金を現金化させるまでの時間や日数は異なります。

最短で即日という業者もあれば、翌日、または3営業日以内という場合もあるので資金需要に応じて確認が必要です。

また、2社間ファクタリングであれば即日から2日程度で現金化が可能となる業者がほとんどですが、3社間ファクタリングの場合には売掛先企業への通知や承諾が必要になるため1週間程度かかる場合もあります。

 

④過去の実績や会社概要は十分か

少しずつ中小企業などの間で活用されてきたファクタリングですが、まだ十分に周知されているとはいえません。

そのためファクタリング業者を選ぶときにも、はじめて耳にする会社の名称に、本当に安心できる業者なのだろうかと不安を感じてしまうものでしょう。

そこで確認しておきたいのが、ファクタリング業者の会社概要や過去の実績です。

まだ知名度は十分ではなくても、ファクタリング業界では業績を伸ばし、様々な事業者に対して資金のサポートを行っている業者はあります。

インターネットの公式サイトなどで記載されている情報などを確認しながら、本当に安心して相談できる業者か見極めていきましょう。

記載されている情報が少ないと、悪徳業者の場合もあるので注意してください。

 

⑤担当者の対応は安心できるか

初めてファクタリングで資金調達しようと考える方は、最初不安な気持ちを抱えてファクタリング業者に相談することがほとんどでしょう。

その気持ちに寄り添うように、親身に相談に対応してくれる担当者かどうか、重視しておきたいポイントといえます。

態度が横柄で上から目線の対応の場合や、伝えられていたことが二転三転する担当者のファクタリング業者とは安心して契約を結ぶことはできないでしょう。

大切な売掛金という資産を売却する相手としてふさわしいか、しっかりと見極めることが大切です。

 

絶対安心できない!悪徳業者を見極める方法

先に述べた項目を確認し、本当に安心できるファクタリング業者か判断することが大切です。

そのためにはインターネットでファクタリング業者のHPを確認し、安心できると考えられる業者を複数ピックアップしましょう。選んだ業者に、手元の売掛金をいくらで買取ってもらえるのか相見積もりを依頼し比ベることも必要です。

しかし業者をピックアップする段階で、間違って悪徳業者を選んでしまったら…と考えてしまうものですが、その場合に備えて悪徳業者の特徴を知っておくとより安心できる業者を選びやすくなります。

これから相談しようとしている、またはすでに相談し話を進めている業者に、次に挙げる項目に該当する部分があるのなら契約を控えておいたほうがよいでしょう。

 

①手数料が相場よりも大きくかけ離れている

先に述べたとおりファクタリングを利用する上で設定される手数料は、2社間ファクタリングなら10~20%、3社間ファクタリングなら1~9%が相場です。

2社間ファクタリングでは高めの手数料が設定されるとはわかっていても、30%以上の手数料で契約を結ぼうとする場合は悪徳業者の可能性が高いといえます。

確かに売却する売掛金の与信状況により、ファクタリング業者が安心して買取ることができないと判断すれば、手数料はその分割高に設定されるでしょう。

しかしあまりにも高すぎる手数料で買取りを行っても、利用者の手元には少ない金額の買取代金しか支払えません。そのためリスクが高すぎる場合、安心できる業者なら手数料を大幅に引き上げるのではなく、買取りそのものを断ります。

それはファクタリング業者のリスクを高めることを避けたいだけでなく、利用者にとっても負担でしかないからです。

そのためあまりに高い手数料を請求してでも、無理に買取りしようとする業者は安心できる業者とはいえませんので注意してください。

 

安すぎる手数料の業者なら安心?

また、反対に手数料が安すぎるという場合も注意が必要です。

2社間ファクタリングのように、ファクタリング業者にとってリスクの高い取引ではその保全のためある程度手数料は高めに設定されます。

特に債権譲渡登記を必要とするファクタリング業者の場合には、その費用も含まれますので手数料が高いと感じるものでしょう。

しかし2社間ファクタリングで契約を結ぶのに、業者から提示された手数料が3社間ファクタリング並みに安いという場合には悪徳業者の可能性が高いといえます。

後になって追加費用などが発生し、本来の2社間ファクタリングでの相場を大きく上回る費用を支払うことになりかねませんので注意してください。

 

②提出を求められる書類が極端に少ない

ファクタリング業者は、利用者が売りたいと希望する売掛金を本当に買取ってよいのか審査を行い判断します。

この審査では、利用者から直接ヒアリングした内容に加え、証拠書類と提出された書類を確認しながら行います。

しかしファクタリング業者から特に書類の提出を求められない場合や要求される書類の量が極端に少ない場合、適切な審査を行わず早く契約させようとする悪徳業者である可能性が高いといえるでしょう。

一般的にファクタリングで資金調達する場合、仮審査の段階では簡単なヒアリングだけでおおよその買取可能額を提示してもらえます。

しかし本審査で最終確認の際には、

  • ・決算書
  • ・過去直近の取引入金が確認できる入出金通帳・当座通帳照合表など
  • ・取引先との基本契約書
  • ・成因資料(契約書・発注書・納品書・請求書など)

などの書類を求められることがほとんどです。

他にもケースによって、本人確認書類や会社情報・経営状況を確認できる書類、納税を証明できる書類などを求められることもあります。

もしも求められる書類がほとんどない場合や、何の書類も提出せず契約が可能という場合には、安易な気持ちで契約を結ばないようにしてください。

 

③ファクタリング業者のオフィスへの訪問を拒否する

ファクタリング業者と契約を結ぶ際には、面談を経て対面で行うことがほとんどです。

遠方などで直接オフィスまで利用者が出向くことが難しい場合には、ファクタリング業者の担当者が出張対応してくれることもありますし、郵送などの対応可能という業者もあります。

しかし多くは対面での契約となりますが、面談や契約の際に業者側がオフィスへの訪問を拒否する場合は要注意です。

なぜか近隣のカフェやオープンスペースなどを利用して面談や契約を結ぼうとする場合など、オフィスを訪問されると困る事情があるからと判断できます。

インターネット上で開設している公式サイトに掲載されている所在地に、オフィスが存在しない場合もありますので必ず確認するようにしましょう。

 

④ファクタリングなのに担保や保証人を要求される

ファクタリングは売掛金(売掛債権)の売って現金に換え、資金調達する仕組みです。お金を借りるわけではないため、銀行融資などのように担保や保証人を要求されることは絶対にありません

それなのに業者から、別途担保を差し入れるように伝えられる場合や、保証人が必要といわれた場合には契約しないようにしましょう。

ファクタリングという売掛金(売掛債権)の売買契約を装った、金銭の貸付を行おうとする悪徳業者である可能性が高いからです。

また、契約の際に契約書が金銭消費貸借契約書となっている場合にも、お金を貸し付けて法外な利息を請求しようとする悪徳業者ですので契約しないようにしてください。

 

審査が柔軟で安心できるファクタリング業者の特徴

そもそもファクタリングの審査はどの業者でも柔軟な対応ですが、その中でもより安心できるのは次の項目に該当する業者の審査です。

  • ・赤字決算や税金の滞納があっても申し込み可
  • ・個人事業主にも対応可
  • ・買取可能とする売掛債権の額面に下限はない
  • ・審査基準は売掛先企業に対して重視

基本的に売掛先企業が上場企業の場合や利用者との取引期間が長い場合、さらに利用者の事業規模が大きく支払い能力が十分認められるという場合には、財務状況が悪化していても審査は柔軟に対応してもらえるでしょう。

 

まとめ

ファクタリングはまだ十分に周知されている資金調達の方法とはいえませんが、本来であれば中小企業などが融資に頼らず安心して資金繰りに活用できる方法といえます。

しかしファクタリング業界そのものがまだ法的な整備が十分でなく、知名度も低い方法なので悪徳業者が横行しやすい環境となっています。

それにより本当なら資金調達に活用したいのに、一歩を踏み出せず困っている事業者も少なくありません。

そのため安心・信頼できるファクタリング業者と悪徳業者の見分け方を把握しておき、ファクタリングを有効な資金調達の方法として活用できる状況にしておきましょう。

当サイトでも、安心・信頼できる厳選されたファクタリング業者を複数掲載しています。いずれもファクタリングで資金を調達した経験のある方からの生の声をもとに、忖度なしで選んだ業者ばかりです。

大手だから安心できるとも限りません。トラブルを防ぐためにも、相談も無料なのでファクタリング業者の比較にぜひ活用してください。