資金繰りの目的を明確にしよう!役に立つ資金繰り表!


資金繰りを考える時に役立つのが資金繰り表です。資金繰りというのは会社を安全に経営する上で欠かすことができない非常に重要なポイントで、会社の運営をどのように進めるのかしっかりと把握するとより会社の状態を正確に把握できます。資金繰り把握に欠かせない資金繰り表の活用を解説します。

1資金繰り表とは

資金繰り表というのは一定期間の会社の現金収入と現金支出をまとめた表のことで、単なる利益ではなく、現金資産がどれだけ保有されているのかを正確に把握するために用いられる表です。「勘定合って銭足らず」という言葉がある通り、黒字倒産をしてしまう原因は実は現金がどれだけ手元に残っているのかです。この現金の資産を表にした資金繰り表は会社の状態を把握するために欠かすことができない便利な道具なのです。

2資金繰り表の作り方

資金繰り表を作るためには月次推移試算表・現金出納帳・預金通帳・手形帳などの資産状況を把握する資料に加えて、借入金の状態がわかる明細の一覧などが必要になります。

まずは前月の繰越金を算定し、その後、営業収入・営業支出を算出します。営業の収入と収支が明確にわかった後にはその他の現金の出入りの財務収支を算出し合算して翌月に繰り越せる資金と経常収支を計算します。

作り方は非常にシンプルなので、表計算ソフトなどで収入と支出が計算しやすいようにしておくと毎月の計算が容易になるので、資金繰り表を作成していない場合にはすぐに作成するようにしましょう。

3資金繰り表を活用しよう

資金繰り表を活用すると現金の保有量が明確にわかるので経営方針の変更や現金収入の不足を補うような対応が可能になります。現金収入が不足している場合には現金を補うように金融機関からの借り入れを行うことができますし、現金収入がある程度あり、保有している現金が十分にある場合には設備投資を行なったり、新たな企業活動を増やすことができます。資金繰り表を毎月作ることで現金収入の不足を防ぎ、黒字倒産などの憂き目を回避することができるので、しっかりと活用できるようにしましょう。

 

資金繰り表は企業活動把握の基本です。会社の大小に関わらず、資金繰り表を有効活用して経営を安定化させるのは経営者として必要な視点です。経営の安定化と現金資産の保有は経営をさらに進歩させ、会社の状態を改善する時に役立ちます。会社の成長を促すためにも資金繰り表を会社全体で活用できるよう、しっかりと整備をしていきましょう。