売掛け金の手形回収!仕訳はどうやったらいいの?


売掛け金を使った決済はどこの会社でも行われ、売掛け金の取引や仕分けに関する知識は必須のものです。特に重要なのが手形を使って売掛け金の決済を行なった場合の仕分けのやり方です。売掛け金の手形の取引は実は厄介な面が多くいくつか注意したいポイントがあります。経営にも悪影響を与えてしまうことがあるので、売掛け金の手形取引に関する知識を身につけておきましょう。

1売掛け金と手形って何?正しい基礎知識をおさらい!

売掛け金というのは掛取引によって発生する債権の一つです。債権というのは法律上何かを要求する権利と考えるとわかりやすいかもしれません。誰かにお金を貸した時にそのお金の返済を要求する権利や、誰かに迷惑をかけられた時に損害賠償をする権利も債権の一つですし、お金を払った後にその品物を受け渡すようにお願いするのも債権の一つです。このような債権という考えは商取引で何気なく発生しているもので、しっかりと債権・債務という考えについて理解を深めておくと法的な対応を求められた時に非常に役立ちます。

この売掛け金はいわゆるツケ払いのようなもので、商品の納品やサービスの提供を行なった後に後から費用の支払いを求める債権の一つで、支払い方法は手形や現金での支払いなど様々な支払い方法があります。売掛け金の支払い方法によらず、売掛け金の回収ができた場合や、取引会社の倒産などで売掛金の支払いが滞った場合には支払いの有無や回収できた金額について仕分けを行い帳簿に記載しなければいけません。

売掛け金は流動資産という勘定科目に入るので、そもそも勘定科目についてもしっかりと知識を身につけておきましょう。

2売掛け金を手形で回収した時の仕訳

売掛け金は勘定科目としては流動資産という資産に分類されていて、通常であれば1年以内に現金化されるものです。正常な経営状態にありながら支払いが遅れても流動資産としての区分は変わらずに区分されるので、相手先の経営状態に合わせて仕訳をしていく必要があります。

売掛け金を回収した時に現金で回収したのであれば借方の項目に現金で支払いがあった金額を記載し、手形で支払いが行われた場合には現金と記載せず、受取手形と記載し、金額を明記するのです。

売掛け金と手形というのは実は切っても切れない関係があり、単に売掛け金を期日までに支払う旨の契約書を交わした以上に受取手形を作成した方が法律上の安全性が担保されます。手形は支払い期日・支払日まで明確にすることができるので、より取引の安全性が高いので、手形決済は非常に法的な安心度が高いのです。

3売掛け金の手形決済は実は非常に危ない

売掛け金を手形で決済するというのは法的な安全面が非常に高いのですが、実は残念ながら経営上ではいくつか気をつけなければならないポイントがあります。売掛け金を約束手形で支払うのは一般的に広く行われていることですが、締め日までに約束手形を作成し、その後実際に支払いが行われるまでは手形の種類によってある程度長い期間がかかり、この約束手形の支払いが実際に行われるまでに現金が不足してしまうことがあるのです。実際に企業内で保有される現金の分量は非常に重要で、経営の迅速さや経営の安定性を高めるためには現金資産をある程度保有していることが重要です。

実際のキャッシュフローを明確にし、企業の経営状態を把握するためにはそもそもどれだけの現金が保有されていて、どれだけの現金が企業活動に回すことができるのかと考える一つの指標になります。経営状態を考えながら企業の活動を活発化させる上で欠かすことができないのが現金の保有量です。しっかりと経営状態を健全に保つためにも約束手形の利用には注意するようにしましょう。

4売掛け金を回収する時に気をつけたいことはこれだ!

手形決裁などを続けていて、現金資産が少なくなっている場合には銀行などの手形の引き受け以外に売掛け金自体をファクタリング企業が引き受ける取引方法があります。ファクタリング企業というのは売掛け金を直接引き受ける企業で取引相手の企業との合意が得られれば手数料を支払うことで売掛け金の回収をすることができます。現金資産の回収を行うことで、経営の安定化がもたらされるだけでなく、これから何か新しい企画を運営しようと企画を立案した際にも非常に役立ちます。

ファクタリング企業に支払う手数料は売掛け金の支払い期日によって変わってくるので、ファクタリング企業の利用を検討した際に審査を受け手数料を支払うことで売掛け金を手にすることができます。

ファクタリングは現在では一般的になりつつある新しい売掛け金の回収手段です。ファクタリングの審査自体は銀行の融資の審査に比べて審査を通過しやすいので、売掛け金の回収で悩まれていたり、売掛け金を早く回収したいと検討されている場合にはファクタリング企業の利用を考えてみましょう。