ベンチャーキャピタルのリスクを知って正しく利用しよう


これから起業しよう、これから会社を大きく拡大させようと考えるときに重要なのがベンチャーキャピタルの存在です。ベンチャーキャピタルは企業を大きく拡大させる上で看過することができない非常に大きな影響力のある存在で、これから事業を活発化させたいと思うときにベンチャーキャピタル企業の利用を考える方も多いのではないでしょうか。ベンチャーキャピタルは正しく付き合わないと自分が望んだような結果にならず、経営の失敗を招いてしまう事につながってしまいます。ベンチャーキャピタルの利用についてしっかりと見直してみましょう。

1ベンチャーキャピタルの裏には投資家がいる

ベンチャー企業からの投資を受けると考えるときにまず注意したいのがベンチャーキャピタルの背後にはベンチャーキャピタルに投資を行った投資家がいるという事です。ベンチャーキャピタル自身が非常に大きな自己資金を保有し、ベンチャーキャピタル独力で企業をしたというのであればこのようなことを考えなくてもすむのですが、大半のベンチャーキャピタルは背後に株式の投資家が存在し、この投資先に利益の還元を行なっているのです。このため、自社にベンチャーキャピタル企業から投資をしてもらったときにはしっかりと利益を生み出し、ベンチャーキャピタル企業にメリットを与えなければならないという事に注意しなければならないのです。

ベンチャーキャピタル企業は数多く存在しますが、その母体となっている企業やその経営の方針、どのような分野に強いのかをしっかりと考えなければベンチャーキャピタル自身へのメリットの還元ができなくなってしまいます。ベンチャーキャピタル企業を利用する前にしっかりと経営の方針について理解するようにしましょう。

2ベンチャーキャピタルはあくまでも起爆剤

ベンチャーキャピタルというのはあくまでも会社経営を大幅に伸ばすための起爆剤と考えるといいでしょう。つまりは起爆する方向が定まっていないと企業の方向性をうまく伸ばすことができず、せっかくの投資を無駄にしてしまいかねないということです。

ベンチャーキャピタルからの投資を受けるということはベンチャーキャピタル企業と経営の連携も図る必要があり、ベンチャーキャピタルに所属している社員に法人の役員として経営に参画してもらったり、必要な投資金額を獲得する機会を得ることができますが、その分経営の自由度は失われてしまいます。企業としての方向性が定まっていない場合にはベンチャーキャピタル企業からのアドバイスによって経営が決まっていくこともあるので、自分が納得しないような経営方向に変わっていくこともありますし、経営陣が想定していないような経営方針の転換も迫られることがあります。企業としての活動を行う上で投資してもらうのは非常に大きなメリットですが、資金の金額が大きくなるにつれ企業としての活動の自由さが失われてしまうので、注意するようにしましょう。

3ベンチャーキャピタル以外の手段は試したか?

ベンチャーキャピタルを利用する前に気をつけたいのが、ベンチャーキャピタル以外の手段を試したのかという点です。ベンチャーキャピタルからの投資を受ける前にまずは支出の抑制を行うお金がたまりやすいような環境をしっかりと構築する必要があります。資金が流出しないような環境が出来上がったらこの後に注意したいのが未払いの売り上げの分量です。売掛け金や手形などの資金の回収には時間がかかります。手形の割引や売掛け金のファクタリングサービスの利用などの手段を使って資金の獲得を目指すと短期間に資金の獲得ができるので、利用を検討してみるといいでしょう。

ベンチャーキャピタルはリスクこそありますが、決して悪い判断ではありません。会社の方向が定まれば適切な起爆剤になってくれるのがベンチャーキャピタルなので、しっかりとベンチャーキャピタル以外の手段を合わせて会社の経営を進めるようにするといいでしょう。

4まずはコンサルタントに相談を

ベンチャーキャピタルの利用を考える前に検討したいことはいくつもあります。ベンチャーキャピタルは完全にリスクフリーな資金獲得法というものではなく、リスクを認識した上で投資の依頼を立てるのがいいでしょう。ベンチャーキャピタルの利用をするためにはある程度経営状態の把握や経営方針の決定が必要になり、経営の専門家からの適切な判断が必要になります。経営コンサルタントのようにある程度経営についての専門知識のある人からの意見を参考にすると無茶のない経営を行うことができます。ベンチャーキャピタルの紹介なども含めて大手の経営コンサルタント会社と提携を結ぶことは決して悪い判断ではありません。

企業のバランスを適切に考えるためにも、経営コンサルタントと連携をしながらベンチャーキャピタル企業を利用しましょう。