売掛金の基礎知識!知っておきたい勘定科目と回収法!


取引を行った時に発生する売掛債権。この勘定項目をどのように考えて行くのか、またどのように売掛け金を回収するのかと言うのは経営を行う上で欠かすことができない非常に重要なポイントです。売掛け金に関する基礎知識を身につけ、経営の効率化・経営の安全化に役立てましょう。

1売掛け金を計上する時の基礎知識

現在の取引は一般的に物品の授受を行った後になって費用の清算を行う掛け取引が一般的な慣行となっています。この掛け決済は取引の安全性を担保したり、取引の流動性を守ったりする上で欠かすことができない取引の仕組みですが、この売掛金と言うのは会社の会計上どのように算定されるべきなのかしっかりと基礎知識をつけておかないと会計の理解が浅くなってしまいます。売掛け金に対しての基礎知識をしっかりとい理解しておきましょう。

・売掛け金は資産の一部
売掛け金と言うのは今後支払いが予測される項目なので、基本的には資産の項目と同様に扱われます。売掛け金が発生した時には「売掛金◯◯◯円 / 売上高◯◯◯円」と言う仕分けを行い、その後期日までに問題なく売掛け金が現金で回収されれば「現金◯◯◯円 / 売掛金◯◯◯円」と言う仕分けを行い、売掛け金を取り崩すように計上していきます。

・売掛け金は売掛帳に記載する
売掛帳は仕訳帳や勘定元帳とは別に作る補助帳簿の一つで、仕訳帳の上で売掛け金の仕訳を行い、総勘定元帳に仕訳項目を記載したのちに売掛帳に売掛け金の取引を記載しておくことで、安全に簿記の管理を行うことができるので、税務上のトラブルや納税の漏れを防ぐためにもしっかりと記載のルールを理解しておきましょう。

2売掛け金が回収できない時の基礎知識

売掛け金が回収されるのであれば問題ないのですが、売掛け金が回収できない場合にはいつまでも帳簿に売掛金が残ったままになり、最終的には売掛け金が債権として残ってしまうことになります。

このような再建がしっかりと回収できれば良いのですが、再建の回収は非常に難しく、経営状態が悪い企業から再建の回収を行うには法的な手段を取らなくてはいけないケースも出てきてしまいます。売掛け金が回収できない場合の基本的な対応法を身につけ、しっかりと経営に役立てましょう。

・売掛け金支払いの催告を行う
売掛け金の回収を行うためにはまずは交渉によって売掛け金の支払いを促すことが基本です。このためには直接の交渉だけでなく、内容証明郵便を使って費用の請求をしたりと書面で交渉を行うこともできます。このような方法でも支払いが得られない場合に買掛け金との相殺や商品の引き上げを検討しなくてはいけません。

このような手段を講じるためには法的な問題を回避しながら行う必要があるので、必要に応じて弁護士に依頼をするといいかもしれません。

・法的な手段での解決

催告を行っても売掛け金が回収できなかったり、商品の引き上げや相殺を行うことができなかった場合には法的な手段をとることで売掛け金の回収の期待が高まります。公正証書を作成したり、裁判所からの支払督促や、民事調停・民事裁判などの手段を使って売掛け金の支払いを受けることができるので、売掛け金の回収がうまくいっていない場合には法的な措置も検討しましょう。

3ファクタリング企業を活用した経営

売掛け金の回収にまで時間がかかってしまい、経営を圧迫していたり、売掛け金回収が遅れてしまうことで目的の事業に早期着手できない場合があります。このような場合にはファクタリング企業を活用し、経営に生かしてみると経営の効率化や経営のスピードアップを行うことができます。ファクタリング企業についてしっかりと基礎知識を身につけましょう。

・ファクタリングとは
ファクタリングと言うのは売掛け債権を肩代わりし、債務企業に支払いを行う仕組みのことで売掛け金の金額の応じた手数料を支払うことで売掛け金を早期に回収できる仕組みのことです。このような企業が登場する以前は第三者企業による売掛け債権の譲渡や銀行からの融資によって費用を賄う以外にはなかなか外部からの資金の確保ができなかったのですが、現在はファクタリング企業が台頭することで以前よりも容易かつ効率的に資本を集めることができるようになってきました。

ファクタリングは売掛け債権の支払い期日や支払い金額によって多少の審査をされることがありますが、銀行の資産の融資ほどは審査が厳しくないので、利用を検討してみるといいかもしれません。

・ファクタリングを利用した時の勘定は?

ファクタリングを利用した場合には特別な項目に計上する必要はなく、基本的に通常の売掛け金の支払い通りの仕分けと計上で構いません。しかし、法的にはファクタリングは売掛け債権と同じ事と考えることができるので、手数料の分まで帳簿に記載しておく必要があります。この場合には貸方の費用に売掛け金の項目を記載し、借方の項目にも同様に売掛債権売却費用として手数料の金額を記載し、その後入金を得られた場合に借方に入金額の計上と貸方の未収金減少分の計上を行います。

売掛け金の基礎知識の理解は経営を手助けします。ファクタリングを活用し、しっかりと経営に生かしていきましょう。