資金調達の基礎!知っておきたいベンチャーキャピタルの特徴


ベンチャーキャピタルは企業がこれから成長を遂げようと考える時に欠かすことができない非常に重要な資金調達の手段です。実はベンチャーキャピタル企業はその企業の設立母体や設立目的、資金調達の方法など様々な見方によって分類することができ、それぞれの特徴を理解しておくとベンチャーキャピタルの理解が深まります。ベンチャーキャピタルの知識は資金調達に欠かすことができません。しっかりと基礎知識を身につけて適切な資金調達を行いましょう。

1ベンチャーキャピタルの利用には基礎知識が必要

ベンチャーキャピタルから投資を受けたい、これからベンチャーキャピタル企業の投資を受け、企業を大きく成長させたいと思われている方にとってベンチャーキャピタル企業の基礎知識は欠かすことができません。特にアーリーステージ企業のようにこれから成長を遂げたいと思っている反面、経営の安定化も同時に達成しなければならないような企業の場合には資金が集まるというのは非常に嬉しいポイントでしょう。

ベンチャーキャピタル企業は企業に対して投資を行い、獲得した利益を回収することで利益を確保するので、収益性の高い企業に対して投資を行う傾向がありましたが、実は近年新たなベンチャーキャピタルの傾向が認められていて、今後さらにベンチャーキャピタル企業のあり方が変化していくと言われています。ベンチャーキャピタルの傾向をしっかりと理解して、投資を受けるように考えて見ましょう。

 

2ベンチャーキャピタルの種類

ベンチャーキャピタルは大まかに分けると4種類に大分することができ、それぞれのベンチャーキャピタルは投資対象や利益を獲得する条件に一定の傾向が見られます。ベンチャーキャピタル企業に対してしっかりと理解をしておくとどの企業に投資の依頼を立てようかと検討する際に役立ちます。しっかりと傾向まで理解をしておきましょう。
・金融・証券系を母体にしたベンチャーキャピタル
日本で最も多くの企業が含まれるのが金融・証券系のベンチャーキャピタルです。証券会社を母体にしたものでは大和証券系企業から派生した大和企業投資やジャフコ、などが特に知られていて、この他にも日本アジア投資株式会社などの元金融機関での業務に従事していた経験のある手腕に長けた人物を社長に据え、しっかりとした経営に定評のある企業などが知られています。

金融証券系企業を母体にしたベンチャーキャピタル企業は投資に非常に長けている企業が多いので、この企業から投資を受けることができるということは成長の見込みがある企業と捉えることもできるので、非常に信頼をおくことができる企業と考えることができます。

 

・特定事業系
特定の分野に特化した企業に投資を行っているベンチャーキャピタルも広く知られています。例えばNTTドコモ・ベンチャーズのようにNTTグループの子会社として設立しているベンチャーキャピタル企業は投資の対象は主にNTTグループ内部のサービスを充実させるような企業に対して投資が行われていて、スマートフォン上のアプリケーションやコラム記事を作成するような企業に対して投資が行われています。ユーザー獲得のためのプラットフォーム形成に特化した企業を育てるためのベンチャーキャピタルなので、携帯コンテンツ作成企業は注目しておくといいでしょう。

このような特定の事業に対して投資を行う企業は事業の業種がマッチしている場合には資金調達の手段として検討をしてみると非常に強い味方となってくれる可能性があります。

・政府系
政府が母体となって起こったベンチャーキャピタル企業も数多く知られています。特に産業革新機構はシャープへの救援を行ったことからニュースでも取り上げられたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

政府だけでなく、民間企業と合資して資金を集め、投資を行っているケースもあるので、非常に多額の資金が集まり投資規模が大きいことが特徴です。

このようなベンチャーキャピタル企業以外にも大学が母体になったベンチャーキャピタル企業やアーリーステージに特化したベンチャーキャピタル企業など多くのベンチャーキャピタルが知られています。しっかりとその特徴を理解して資金調達の手段として検討すると良い資金の集め方ができるはずです。投資を受ける前に、相手についてしっかりと理解を深め、取引を行って行きましょう。

 

3ベンチャーキャピタルの投資を受けるということ

ベンチャーキャピタルからの投資を受けるということは今後多くの点で経営を拘束される可能性があるということです。ベンチャーキャピタルはその設立目的であったり、ベンチャーキャピタルに投資をした投資家への利益還元を考えながら投資を行っています。このため、投資を受けた側はベンチャーキャピタルに対して利益をもたらす事も考えなければいけないので、経営の自由度は低下します。これからベンチャーキャピタルの投資を期待しているときにはしっかりと利益の創出・ベンチャーキャピタルへの還元も考えながら経営を行って行きましょう。