資金の分析は経営に役立つ!知っておきたいポイント


経営を進めるときに最も問題になるのが資金の分析です。資金の分析を行うためにはいくつかの着眼点が必要になり、しっかりと知識をつけておかなければ適切な資金の分析ができません。資金分析に必要ないくつかの着眼点と、その分析のコツについてみなさんにご紹介いたします。

1資金繰りを考える資金繰り表

資金繰りなどの資金の確保と配分を考えるのに役立つのが資金繰り表です。企業経営で最も重要で、欠かすことができないのが資金繰で、この資金繰を誤ってしまうと資金がショートしてしまったり、事業の計画が立たなかったりと非常に多くのデメリットを味わうことになります。

資金繰り表は営業利益・経常利益・流動資産や固定資産、投資資産などのいくつかの資産と、負債や支出などが一つにまとまった表で、会社の内部のお金の出入りが明確にわかる表です。また、資金繰表は単に作成してどれだけの出入りがあるかを確認するだけでなく、資金繰表の指標から売上債権の回転期間や仕入れ債務回転期間も計算することができますし、棚卸資産の保有期間の確認する棚卸資産回転期間の確認にも役立ちます。

最近ではエクセルを使って数値を入力するだけで全ての指標を計算することができるので、期間を定めて短期・中期・長期の資金繰りを考えながら経営を進めることができるので、しっかりと活用することが重要なのです。

2安全性は短期と長期で分析をする

経営の安全性を分析するときには貸借対照表を使って計算することができます。貸借対照表の構造分析とよく言う事があるのですが、基本的には一時てんの企業の状態を評価するものだと考えて差し支えありません。

貸借対照表では左側に資産、右側に負債と自己資本が記載され、総資本に対してどれだけの自己資本を保有しているかを表す自己資本比率や、流動比率という流動負債のうちに流動資産が占める割合を占めす指標、この他にも固定費率という自己資本に対する固定資本の割合を表す指標などいくつかの指標を組み合わせると非常に便利です。

特に自己資本比率は簡単にわかる指標なのですが、その意義は非常に重要で、自己資本が高ければ高いほど企業としての安定性が高く、他人資本が多いほど経営が不安定で揺らぎやすい段階にあると言うことが出来ます。また、流動負債に対する流動資産の割合が高ければ高いほど短期間での返済能力が高いと言えるので、経営の安定性が非常に高いと言うことが出来ます。基本的な分析を身につけておくと会社の状態把握に役立ちますし、資金活用の計画を立てたり、経営の計画を考えるのに役立ちます。しっかりと分析するための知識を身につけておきましょう

3収益を上げているのかどうかの確認も重要

取引を行い、売り上げと利益、また売上と費用がどのように応対しているのかを考えるのは事業経営を行う上で欠かすことが出来ません。このような事業の適切な評価で欠かすことが出来ないのが売上高総利益率です。売上高に対しての利益率を大まかに換算することができる指標で、最も基本的な事業活動の指標になります。この売上高利益率にはこの他にも営業利益率、経常利益率、当期純利益率などのいくつかの派生した指標がありますが着眼点が変わっているだけでそれぞれの利益の割合を表しているので、簡単に活用できるようになります。

資本金と利益との相関を調べるときには総資本経常利益率を調べると役立ちます。利益をあげるにあたり、どれだけ利益を上げたかを表す指標なので、資金の効率性を見る指標です。この数値は株式の投資家も確認する指標なので、これから株式を発行して資金を集めたいと考えている場合にはこの数値の改善に取り組まなければいけません。同様な指標として自己資本当期利益率と言う指標もあるので合わせて調べておくと役立ちます。

4フロー分析と経営の改善

経営の状態をしっかりと考えるにはフローの分析も欠かせません。フロー分析はある一定期間におけるキャッシュの流れを確認するもので、会社の通知表みたいなものです。一定期間における事業の結果である利益の大きさや投資の結果、財務活動の状態などを表す指標なので、会社経営を考える上でこの指標を外すことはできません。

これまでに取り上げたいくつかの指標はあくまでも瞬間的な会社の状態を表すのに対して、フロー分析では長期間にわたる会社の活動の結果を表す便利な指標です。

このようなフローが停滞する原因には資金の流動性の低下が挙げられます。近年ではキャッシュフローを中心に据えて事業計画を練るのが一般的になっているので、キャッシュフローの低下には特に注意が必要です。キャッシュフローの減少要因には売掛金などの売上債権も含まれます。キャッシュフローが減少しているときには一度売掛金の分量に注意を払い、資金の不足が起こっていないか確認しておくことが必要です。資金不足が目立ってきたときにはファクタリングなどの手段も考えなければならないので、いざと言うときのためにファクタリングを検討するようにしておきましょう。