コロナ禍で売上低迷してしまった会社が検討したい打開策とは?


開業以来ずっと順調に売上も伸ばし従業員の増員できていたのに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売上が低迷し、何か打開策はないか悩んでいる経営者もいることでしょう。

売上不振により業績が低迷している会社では、従来まで売れていたものが売れなくなったという問題を抱えていることが多いですが、打開策を立てず放置していれば業績はさらに悪化します。

そこで、売上不振で業績低迷状態の会社は、どのような打開策を具体的に立てていくべきなのか徹底解説していきます。

 

売上低迷により倒産・廃業する理由

創業した会社の6割は1年、9割は約3年で倒産・廃業してしまうといった話もあるほど、会社経営は長続きしません。

しかしすべての会社が潰れてしまうわけではなく、創業後にすぐ倒産や廃業してしまう会社は、もともとニーズのないビジネス分野である場合やマーケティング活動が不足していることがほとんどです。

では創業して10年以上経過し、ずっと黒字だったのに業績が低下している場合はどうでしょう。

もちろんコロナ禍による影響もあるでしょうが、関係するのは市場の変化経営に問題があるなどです。

早急に打開策を打たなければさらに業績は悪化していくと考えられます。

 

売上が低迷する原因

会社経営で売上が低迷してしまう理由は、

  • ・市場の縮小
  • ・競合の出現
  • ・自社が抱える問題の表面化

の3つです。

 

市場の縮小

たとえば音楽を聴くための媒体は、レコードからCDに、CDからサブスクリプション(デジタルコンテンツの配信)などに移行しました。

だんだんと市場が縮小・変化したことで、売上も低迷することがあるため、新たな市場に参入することも検討しなければなりません。

 

競合の出現

それまで自社が上位のポジションをキープできていたとしても、後発的に強力なライバル会社が出現したことで、顧客を奪われ売上が低迷することもあります。

 

自社が抱える問題の表面化

もともと自社が抱えていた問題が表面化すれば、売上にも悪影響を及ぼします。

考えられる問題には、

  • ・品質低下
  • ・作業効率の悪さによる生産性低下
  • ・営業能力の低下
  • ・既存取引先や顧客への依存(新規開拓せず)
  • ・仕入れ価格の積み上がり
  • ・若手に対する教育体制不備
  • ・経費の垂れ流し
  • ・設備の老朽化

などが挙げられます。

 

売上を向上させるための打開策

コロナ禍で売上が低迷していたまま、何の対策も取らずそのままでいれば、ますます業績は悪化しいずれ倒産や廃業という結末を迎えることになってしまいます。

そこで考えられる打開策として、

  • ・顧客の意見も取り入れる
  • ・新規顧客獲得と顧客の囲い込み・リピーターを増やす
  • ・マーケティング活動を強化する
  • ・顧客単価を高めていく

等が挙げられます。

 

顧客の意見も取り入れる

売上低迷から脱却するためには、品質を向上させるため、まずは顧客ニーズを確認するため意見を聞きましょう。

アンケートやヒアリング、口コミといった情報を収集し取り入れていくことも必要です。

 

新規顧客の獲得と顧客の囲い込み・リピーターを増やす

トライアル商品を提供し、多くの方に自社商品を知ってもらいましょう。手ごろな価格で入手できれば、それほど興味はなかったという方にも使ってもらうことができます。

新規顧客数が増えれば売上も上がり、商品のファンになってもらえれば顧客の囲い込みやリピーターを増やすことにもつながります。

顧客の購入回数を増やすことができるよう、購買意欲を湧き立てる工夫も必要です。

 

マーケティング活動を強化する

顧客接点を強化するため、インターネットのSNSやブログで情報を発信し、紹介者には特典を設けるといった工夫も必要です。

また、アプリ登録やポイントカードの特典やキャンペーンを行い、顧客の目に留まりやすいマーケティングを続けて行うこともリピート率のアップにつながります。

 

顧客単価を高めていく

店を訪れた方が必ず買い物をしたくなるように、購入商品以外に合わせて買ってもらえる施策を考えてみましょう。顧客ひとりの買い物金額を高めることができれば、売上自体も上がります。

 

まとめ

売上が低迷してしまう理由は、もちろん新型コロナウイルス感染拡大の影響もあるでしょう。

しかしそれだけでなく、そもそも売上を伸ばすことのできない内的な要因も含まれているはずです。

コロナ禍では経済そのものが低迷してしまっているため、確かに外的要因が大きいといえますが、すべての事業がそうではありません。影響を受けやすい業種もあれば、比較的受けにくい場合もあり、中にはコロナ禍で売上が伸びたという業界もあります。

自社努力だけではどうにもならない場合もあるでしょうが、国や地方など行政執行機関による経済的なセーフティーネットも活用しながら、売上低迷の打開策を検討していきましょう。

事業を続けるためには、手元の資金を枯渇させないことは常に頭に入れておき、必要なタイミングで資金を調達することも忘れないようにしてください。